あれ?またしらんまに1か月もたっている。
さて、ここのところのこんちゃん。ちょっと困ったことがありましてな。
こないだの新月ごろから調子が悪くなり、その後、3-4日くらいですかね、おむつをしていたのです。
本人から文句は言われませんでしたが、普段はノーパンなので、なにがしか違和感があったのでしょう。
おしっこがうまくできなくなってしまいました。
最初は(腎不全でもありますし)病気を疑いました。
ちなみに、こんちゃんは、特別に排尿口を作ってもらっていて、そこからおしっこが出ます。(※犬の尿道閉塞について)
尿道結石(ちなみにこんちゃん、石はまったくなく、新たに出来もしないので、結石ではなく、別の原因じゃなかったかと言われています)であるとか、泌尿器系のトラブルがあったのでしょう。
うちに来る以前の飼い主さんの飼育下におけることで、今となってはわかりませんが、まあ、とにかく、おてんてんからではなく、別にこしらえた出口から出る構造になっている、とご理解いただければ幸いです(女の子みたいな感じ)。
そこが炎症を起こしているのかな?と、丁寧に洗って清潔にし、お出口まわりの毛を短くカットしました。
お年寄りだし、膀胱炎というのもあるな、とも思いました。
でもなんだか、そうではないような(他の症状がまったくないから)気もしたので、ストレスというよりは、筋力の問題かな、と考えるようになりました。
うん子は問題なく出ていたのですが(というか、先にうん子がころんと出て、おしっこが待てど暮らせど出なかった)、排便を促す腸のちからというのは、排尿に必要な筋力とはまた別の話だろうから、ちょっと脇に置いといて、おむつをつけていたことが原因で、なんらかの問題がおきて、排尿に必要な筋肉が衰えてしまった、と考えるのが妥当ではないかと思い至ったのでした。
犬たち、いつも散歩は食前にします(ミグノン代表に指導されました)が、それだとこんちゃん、出ない。
一応行くし、トライしてみるけれども、やっぱり出ない。なので、食(1時間くらい)後にもう一度(水分もとっているし体内で分解も始まるし)行くと、なんとか出る。
というのを何回かやり、ただ、そのやり方でもうまく出ないことがあって、その日も、昨夜は出たけれども、翌朝はどうあってもでなかった、という状態で、しかし、こちらも仕事を持っているので、後ろ髪引かれつつ会社へ行き、剛速急で仕事を片づけて帰宅、不満たらたらのオレコを差し置いて、こんちゃん(利尿剤含む心臓の薬を与えた上で)を抱き上げて外に連れて行き、さあ、おしっこだ、やれ、おしっこだ、ホレ、しーしーしー、と呪文のように唱えて併走(いや歩)したところ、熱心なフムフムで誰かのグレートスメルを吸い込んでむせて、その勢いで、ちょろちょろちょろちょろ~と、出た!出た出た出た出た小躍り&ガッツポーズ!なんていう(ちょっとした変態のような)ことをしたのでした。
こんちゃんの現状と寿命を考えると、通院は、できる限り少ないほうがいい。
二カ月に一度、検査をしないとダメなので、出来ればそれ以外には行かないでいいように、いい状態をキープしてあげたい。
のだけれど、『今夜がだめなら、あした病院行くか』と腹に決めて、様子を見たその日の夜に彼は、ばっちり出してきた。
直前まで具合が悪くて、なかなか練習もできかったのに、本番でばっちり技を決めて金メダルをさらっていくオリンピック選手のようではありませんか(ほめすぎ)。
彼はこちらの『まあそれでも明日の朝がダメなら、そのまま病院へ行くか』という下心もきっぱりとはねつけ、翌朝は何事もなかったように、地面に降ろして数歩、よたよたしたなと思ったら座り込んで、ジャー、と、普段どおりのご排尿を思召す。もう、喜びのあまり、その場でアナニアシヴィリの黒鳥(グランフェッテ32回転)を披露してきましたともさ(ウソです)。
ちなみに筆者は若いころバレエ漫画各種にはまっており、なけなしのお給料のほとんどをつっこみ、多くの来日バレエ公演(大物)を鑑賞致しました。あちこちの劇場で、あんまり何度も出くわすものだから、とうとうフランソワーズ・モレシャンさんが、トイレで会釈をしてくださるほどに。まあ、関係ないけどな
なんてなことがありましたけれども、ものの見事に復活したので、お留守番でも(こんちゃんを信頼して)おむつをせずに、24時間ノーパン生活が戻ってまいりました。
とはいえ、気圧の乱下降(及び上昇)、新月満月の日は、オオカミモードに突入してしまうこんちゃんですので、あさっての満月は大変な緊張状態でお迎えすることになるでしょう。
何事もないよう、気を付けて参ります。
あ、それと、こんちゃんが朝夕おしっこが出るようになったのは(もちろん彼のからだが時間をかけて回復したからなんですが)、こないだ箱根に行った(昨年秋)ときに、おとうさんがこんちゃんに黒たまごお守りを買ってくれたのですが、それを車に置きっぱなしにしてしまい(おとうさんからは度々クレームあり)、そのままにしておいたのを、こんちゃんのおしっこが出なくて困って困って、そうだ、あのお守りを!と4か月ぶりに持って帰って、こんちゃんのリードにつけてお散歩してから、排尿正常化したことを、お伝えしておきます。
長寿黒たまご御守
黒たまご型のお守りです。延命長寿、開運厄除、災難除滅を祈願します。小さいたまごはお財布にお入れください。黒字になります(←入れてます。まだ3日目で効果はわかりません)。
大涌谷「黒たまご」グッズ
現在はこんちゃんゲージでこちらのお守りとともに並んでおります。効き目は、あると思います。