犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

成犬の室内おトイレの再トレーニング(その2)

2012年01月31日 | おせわがかり日誌


「そんなこといわれても、わかんないわ」


↑↑↑なんて考えを切り替えて、るんるんで出かけたのだが・・・。

「なーんーでーこーこーでー?」

と泣き叫びたくなるような場所に「うん」と「しー」が、どかーん、と。

・・・してあった。

それは、リビングの板の間ではなく、『和室の畳の上』であった。

えー。そんなー。(・・・略・・・)


(次回につづく ※前回までのエピソードはこちらから:1/31詳しく更新)




【トレーニング3日目のつづき】


ということだったのだが、片付けている間、おれこはなんだか「悪いなあ」というかんじだった。

図書館の本のことでは、ちく、っと叱ったからかもしれない。

それを反省する気持ちもあって、声をかけながら、片付けをした。

「おれこちゃん、おトイレ忘れちゃったのかなあ」

「期待しすぎちゃってごめんね、悪かったねえ、一日じゃ難しかったかなあ」

「明日はちゃんとできるといいねえ」

なんてことをいいながら、さあ、さて、明日はどうしたらいいのか。





「ごめんなさいなの」


まず、おれこ部屋は普段おれこが一人のときには完全に使わない状態になっている。

そんなところにトイレをおいてももうダメだろうということで、おれこ部屋は元の納戸に戻すことに。

昼間はリビングにいるのと、夜は寝室で一緒に寝るので、その2部屋にトイレがあれば大丈夫だろう。

リビングに本物のトイレと、寝室にペットシーツを4枚広げ(下にも同じように4枚敷いた)た。



和室のおしっこのあとの掃除が大変だった。

においを消さないとまたしてしまうし。念入りに。

でもなぜ和室の畳だったのか。

外でも枯草とか芝生のところに好んでするのでもしかしたらいぐさのにおいに反応したか。

何度も何度も、水ぶき、からぶき、の繰り返し。

消毒&消臭剤でにおいを消し、さらに、いい香りの柔軟材をまぶした。

濡れたところはストーブの温風で乾かす。



これって、文字で書いてると、簡単なことのようだけど、気持ちがつらいんですよ。

つい、八当たりしそうになるくらい、がっかりしている状態なので、とてもきついのね。

図書館の本のこともあるしね。



外でいやなことがあったりしたときにはかなわんなー、というかんじになるであろう。

だけど動物(子供)にはそういうの、一番してはいけないことなので、気持ちを切り替えてやるしかない。






「どうしてそこでしちゃったのかなあ」


【トレーニング4日目】

・・・そして翌日。

和室とリビングはふすま戸で仕切れるのだが、あえてそれはせず、

普段は置かないが、敷居近くに、洗濯物を干す道具や、ストーブなどをおき、通せんぼ。

「ここでしてはいけません」

状態にしてみた。

そうすれば、すぐ隣に置いてある、トイレを使ってくれる気がしたのだ。

やりにくいところでは、きっとしたくないもんね。


ちなみにこの時点で、室内トイレのときには、

「小」がたっぷり出るので、トイレの下に、はみ出ちゃう用のシーツを何枚も敷いていた。

その朝は「さあこれで大丈夫だろう」と思って、満足して出かけた。

今日こそは、と帰ってみると・・・事態はもっと複雑化。

「えー、なんでそうなるのー???」

無念。無念じゃ。

(次回につづく)