ふと考えた。
老犬はこんなにかわいいのだから、そろそろうちも老犬がほしい、という人が巷にはいっぱいになっているに違いない。
どうだろう。
町内で「老犬待ち」の申請(登録)をして、どこぞのひとり暮らしのご老人が、施設に入るなり、
ご親戚に引き取られるなりしたときに、そのうちの、五郎やジョンや花子やサクラが、次の家族のもとへ引き取られる、という仕組み。
もとの飼い主に時折、ビデオレターを届けたり、お手紙や写真を送ったりと、任意で交流は続けられる。
新しい飼い主はこれまでどのように暮らしてきたか、好物は何か、嫌いなことはなにか、老犬の由来を知ることもできる。
いいと思うんだけどな。
ずっと呼ばれてきた名前もわかるし。
お誕生日もお祝い出来る。
ね、こんちゃん。
子犬や若い犬にはないかわいさが詰まってるものね、老犬。
いいと思うんだがなあ~。