ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

オーストリアで英語

2006年11月17日 | ウィーン
ドイツ語が公用語のオーストリアで、かなり英語が通じることに驚かずにはいらない。

たとえば、イタリアやフランスに旅行に行くと、ホテルや高級ショップ以外はほとんど英語が通じないことを実感する人も多いのでは。なのに、ウィーンでは英語の巧い人が多い!!

さすがに地元のスーパーやクリーニング店ではほとんど通じないけど、街を歩いている若者はペラペラ英語を喋ってくれるし、大学生になるとかなりの実力を持っていることが多い。日本だと駅前留学や通信教育や山のような教材にあふれているのに、こちらの書店ではほとんど教材も売っていない。しかしここの大学生は特別な努力なしに米国に留学に行ってしまう。

何故、そんなに英語が出来るのかを聞いてみたら、教育が良いからだと皆言う。英語をマスターしないと学校を卒業できないそうだ。さらにドイツ語と英語はかなり共通点も多くそれも後押ししているが、それにしても流暢さには驚かされさる。

で、彼らに米国人と話すのはどうかと聞くと、やはりストレスを感じるようだ。でも、普通の日本人ならついて行けないような英会話を彼らはほぼ完璧に理解出来るわけで、この差は大だ。

別に差があっても構わないが、同じ土俵で討論したり仕事をしたりすると、それが辛くなる。ドイツ語が話せない自分のために、せっかく英語で話してくれているのにそれを理解出来ない自分がいるわけだから。

そんなわけで、ウィーンで英会話を勉強することにした。これまた教材がないのが大変。結局日本の通信教育会社に問い合わせて、海外郵送が可能か聞いて送ってもらった。これから毎日英語付けの予定だが、うまくいくといいが。

日本人にはドイツ語の方が英語より習得は容易という方も沢山いるようだが、どうしても自分はドイツ語が好きになれないので、諦めようと思っている。
コメント
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