武蔵関公園冬の武蔵関公園(西東京市)ーボートも陸に揚げられている
武蔵関公園ー富士見池
王子駅ちかくの音無橋のスケッチを描いた時に、
その橋のかかる石神井川の上流の武蔵関公園を思い出した。
実は王子に下宿する前は武蔵関公園にちかい早大学生寮に住んでいた。
そんな縁で学生時代によく遊んだこの公園にスケッチに出かけた。
桜の時期の公園が一番たのしいが、冬の木々を映す今の湖面も悪くない。
昔は西武線の電車がもっとよく見えた。
スケッチした富士見池には50年前も貧弱なボート乗り場はあった。
しかし、公園はこんなに整備されておらず、この写真にある”芦の島”
周辺は単なる芦の茂る沼だった。
公園の先の石神井川は遊歩道の工事中だった。
さらに散策によい環境になりそうだ。
下野谷遺跡公園ーまもなく武蔵関公園から遊歩道がつながる。
スケッチを終え、青梅街道方面へ坂を登り、昔の学生寮を探した。
当時の学生寮は旧中島飛行機の寮だったので、とっくに新しい建物になっていた。
その近くにアルバイトをした東鳩製菓の工場があったはずと探していたら
遺跡公園になっていた。
この縄文時代の下野谷遺跡公園は2年前に開園したらしい。
大学の寮やテニス場のある地下にも遺跡があるらしといったことを初めて知った。
50年前の面影が残っていたのは学生寮や大学のグランドではなく
この公園と周りの農地だった。