かしょうの絵と雑記

ときどき描いている水彩スケッチや素人仲間の「絵の会」で描いている油絵などを中心に雑記を載せます。

賀正ースケッチはプリントゴッコ

2007年12月31日 | スケッチ、油絵、写真
明けましておめでとうございます。
今年の年賀状は久しぶりにプリントゴッコ。その年描いたスケッチを年賀状に使うようになって10年たつが、黒ではがき大に書くかコピーで縮小しプリントゴッコで印刷。ズラッと並べて乾かし、水彩で彩色。250枚ほどなので妻のお手伝いがあっても1日では終わらない。
3年前からデジカメを使うようになり、スケッチをそのまま使え、作業も楽になった。が、一枚づつ彩色した方が味があり気分もでると、またやってみた。

07年の日本を現す字は「偽」だった。国民は「美しい日本」の偽スローガンを見破り、参議院では与野党が逆転した。本当に美しい物や想いは絵になる。08年は日本の政治社会が「真」に、私の絵が「美」に近づくよう努めたい。どちらも困難な課題だが、今年は年男なので決意だけは高くーー。
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生協の共同購入ー高齢男性にとっての意義

2007年12月28日 | スケッチ、油絵、写真
今日は年内最後の生協の共同購入の配達日。普段より商品が多いということもあり妻に同行した。自転車の前後に重いものを乗せて引いて帰る任務だが、最近は5,6回に一度くらい付き合っている。
あまり人付き合いが良くない私にとって、年金生活に入ってからの地域の方とのごく軽い、しかし、何の飾りもいらない付き合いの場がこの班での荷分けの場。前回は遊びに来ていた孫が一緒だったので、生協の配達担当職員をふくめ皆さんに孫をほめてもらった。今回は班長をお願いしているAさん宅でご主人にも会え、お互いに年末の挨拶ができた。灯油が高くて困るとか、正月だから発泡酒でなく本物のビールにしたとか、話題はあちこちだが楽しい。
先日(25日)朝日新聞は朝刊トップでJAバンクは非組合員の利用が法の上限を超えている、農協の今後は?と書き、夕刊トップでは「生協、個配の時代」として、その意義が失われるのでは?と書いた。個配は消費者ニーズにマッチした事業として伸長しているので、それはそれとして意義がある。
しかし、班共同購入における組合員同士の付き合いは、普段の暮らしの中での人と人のお付き合いー協同の原点であり、その意義は大きい。わが妻は生協一筋でスーパーの商品価格も無頓着だが、このような主婦同士の付き合いに意義を感じている。個配だから生協運動の意義が失われるわけではないが、班共同購入がもっていた事業外の組合員メリットは失われる。わが班も「3所帯以下になったら」と奥様同士は心配している。私も近所付き合いの一つの場がなくなるのは困る。
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海外でのスケッチ ーデンマーク 2

2007年12月25日 | スケッチ、油絵、写真
コペンハーゲン、市役所通りで

デンマークでは幼児から障害者、高齢者など福祉の現状を視察したが、一番印象に残ったのは日本流でいえば幼稚園での見聞。小学校への進学をひかえ言葉・文字や数字・算数といったことの学習は?という質問に対し、幼児に最も大切なことは相手を大切にする心、協同・助け合いを身に着けてもらうことである、それがデンマークの福祉国家の基本だから、と聞かされた。
緑の豊かな公園や落ち着いた街並みを散策しながら、当時から「競争」原理を国の基本にするアメリカを「先進的」であるとしていた、福祉後進国の日本について考えさせられた。
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海外でのスケッチーデンマーク

2007年12月24日 | スケッチ、油絵、写真

コペンハーゲン ー市役所に隣接する公園で

スエーデン、デンマークは生協運動の先進国でもあるので1972年の初訪問いらい何度か視察旅行を経験した。また、福祉の先進国であり、この絵を描いた92年の夏は福祉の視察でコペンハーゲンなどを訪ねた。
海外旅行にも馴れたのとデンマークの風景にひかれたため、ホテルの近くのお店でスケッチブックと水彩色鉛筆を買い、翌朝、朝食前の散策途中でスケッチ。はじめての色鉛筆での素描は短時間でできたが、ホテルに帰って筆に水をつけて仕上げをしようとするとなかなか色合いがうまくいかない。これは帰国後、水彩絵の具で補強したもの。
その後も海外旅行などでは水彩色絵具を使ったが、あまり上手くいかない。が、その絵は写真よりは良い思い出になっている。

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飛鳥の里ースケッチ

2007年12月17日 | スケッチ、油絵、写真
甘樫の丘から天香具山(右)と耳成山をのぞむ飛鳥の里。

奈良では興福寺、東大寺、唐招提寺、薬師寺などをめぐり、3日目は飛鳥の里の遺構・遺跡めぐりをした。日本という国を大きく転換させたのは飛鳥時代と明治時代であるといわれるが、仏教や律令制の導入、天皇制と国家統一への道などこの地で学ぶべきことは多い。この間「現代日本生協運動史」の編纂・執筆にあたったおかげで明治から昭和の近現代史は再学習したつもりだが、飛鳥・奈良の時代は弱い。
日本書紀や万葉集などに詳しい妻の方が、思い浮かべる当時の情景が豊かのようであり、甘樫の丘の上でスケッチブックを広げた私の想い浮かべる情景は貧困で、もう少し勉強をしなければと思った。
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奈良・薬師寺の夕景

2007年12月15日 | スケッチ、油絵、写真
そろそろ年賀状の準備をしなければならない。スケッチを賀状につかうようになってから毎年のことだが、絵が気に入らないとか賀状にふさわしくないとか悩む。
これは今年の年賀状に使ったスケッチ。昨秋、妻とともに奈良・飛鳥の旅をした折に、薬師寺などを奥様とご一緒に案内してくれた早稲田大学生協の先輩・伊藤次栄さん(前ならコープ理事長)がとっておきの場所として教えてくれた勝間田池からの光景。
久し振りの奈良とはじめての飛鳥路の旅は良い旅だった。特に学生時代からお付き合い願っている伊藤先輩夫妻に会え、ならコープが支援した特養施設「あすなら園」ではかって北関東協同センターの責任者だった村城君に案内をしてもらい、その後お二人と夕食をご一緒できたことがわすれられない。
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小平の大ケヤキ

2007年12月14日 | スケッチ、油絵、写真
ブログを休んでいる間にパソコンを新調、WindowsのXPからビスタになった。1日かかったが、旧機からの引っ越しを自分で出来て満足。絵や文章がそれに合わせ”快調”に行くとよいが。
小平はケヤキの大木が多いと書いたが、このスケッチのケヤキが代表格。場所は青梅街道が立川街道と別れるちかく、小川町の竹内家の屋敷林にある。スケッチしたのは1年まえで、今年は油絵にしたいと考えていたが我が家は新青梅街道にちかく、同じ小平でも最も離れている場所ということもあり「キャンバスを立てて頑張るのは寒いなーー」とやれていない。
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小平の初冬ースケッチと写真

2007年12月08日 | スケッチ、油絵、写真
12月に入ったのに温暖化のせいか小平の風景は初冬というよりも秋がつづく。まだ黄色の葉を一杯つけた公孫樹がならぶこの風景は我が家を一歩でたところ。我が家の2階から、斜め前の2階屋が無かったら見えるはずの風景。野菜の緑も鮮やかで小平の冬はまだ遠い。
林の向こうに姿をみせる明るい屋根の家は最近売り出し中の新築住宅。この畑と林が末永く残るよう祈っている。



サイクリングロード

写真のサイクリングロードは「多摩湖自転車道路」の名前で多摩湖から小金井公園を通り、三鷹市まで通じている。多摩湖までは登りで少しつらいが、桜や紅葉の季節はサイクリングを楽しんでいる。普段は借りている3坪ほどの市民農場に通う道で、今日はほうれん草と春菊の収穫があった。



小平ふるさと村

萱葺きの家と柿木ーこの風景はサイクリングロードに隣接する「小平ふるさと村」のもの。ふるさと村には武蔵野の原野を農地としての開拓を始めたころの古い農家などが移設されており、ちいさな公園とともに市民の憩いの場になっている。
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西東京市・東大農場のスケッチ

2007年12月06日 | スケッチ、油絵、写真
今年8月、千葉検見川への移転計画が中止になった東大農場・演習林をたずねた。我が家からは新青梅街道の街路樹の紅葉をたのしみながら自転車で20分余。東京ドーム7個分という東大農場・演習林を市民の里山として残そうという運動は15年前からはじまり、04年には22団体で「東大農場のみどりを残す市民の会」が結成され、今年3月から署名活動を展開。西東京市民を中心に4万6500人の署名を集め、8月には東大は移転中止を決定。
残念ながらその市民運動には参加しなかったが、その成果を甘受させていただいた。私のような素人絵描きに人気のポプラとサイロがある場所でスケッチ。近くに先客が3人キャンバスやスケッチブックを広げていた。



演習林は入れない箇所も多いが、鑑賞のために整備された庭園とはちがう楽しさがある。京都の寺院などのライトアップされた紅葉も悪くはないが、この自然体のイロハモミジには感嘆。敷物のもちこみや飲食禁止など制約はあるが、散策には絶好の場所。市民の里山である。





被写体もいいが、写真の腕もなかなかのもの。
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小平の秋ー写真とスケッチ

2007年12月03日 | スケッチ、油絵、写真
我が家のある小平市は自然環境に恵まれており、現役のころは不満もあったが、現在の私にとっては大変良い町。特に春と秋がよい。
我が家の近くにはケヤキの大木が多いが、電線にからむとか、落ち葉の処理が大変とかの事情から枝が切られ、本来の伸びやかな姿の木はすくない。
何の規制もなく育っているこのケヤキの大木ある場所は?残念ながら、市民がいつも楽しめる場所ではない。スケッチの左下に申し訳のように描いてあるのが墓石。場所は都立小平霊園。


西武線小平駅の北口を出るとすぐ霊園の入り口。霊園からみの石屋、花屋などがならび、駅前繁華街はなく、喫茶店なども出店はするがすぐ姿を消すといったその北口から我が家は徒歩20分。普段は通勤客や市民に迷惑ばかりの霊園は春の桜と今が若干の市民サービスの時期。
この日も参拝者はちらほら、子供づれや中年の散策者が多かった。この場所に骨を埋めることができればうれしいが、墓地は満杯で何時空くのか想像できない。不思議なのは、にもかかわらず駅前から軒を並べる墓石屋の多いこと。


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奥多摩・秋川の秋ー油彩

2007年12月02日 | スケッチ、油絵、写真
次男家族が狭いアパートから中古の一戸建に引っ越しの作業中である。見に行ったところ築10年余とは思えない「新装」ぶりであり、孫たちもはしゃいでいた。

この絵も中古の未完作を、最近、数日をかけて「新装」したもの。絵は作者が判断した時が制作日なので、新作?。場所は五日市線の終点駅から秋川沿いにくだった箇所。私の好きな山里の風景であるが、現在は少々変化しているかもしれない。

息子の中古住宅は経済事情から妥当だが、絵が「中古新装」だけではまずいので、今日はスケッチブックとカメラをもってでかけた。
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