アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

今年も連合三田会に出演

2024-10-22 06:00:00 | 落語

ここ数年、連合三田会にて落語をやることが増えている。初めて出演したのが、2016年のこのとき。以来、こちらの主催者さまから継続してオファーをいただいている。

 

 何年かは所用とぶつかり、代演を立てたが、今回も出演させていただいた。そもそも連合三田会とは、ひとくちでいえば卒業生の文化祭というもの。

 したがって、卒業生関連の企業の酒屋さんや食堂などが多く出店していて、なかなか賑やかだし、福引の景品も豪華だ。

 

 そんな中で、小生が参加している会は、応援指導部(世間でいう応援団)OBの方が設立した団体だけに、硬派な運営だ。

 ところが、開演時刻が近づいたものの、お客様が比較的少ない。ちょうど同じタイミングでラーメン二郎のトークショーが開催されていた

 また、別会場ではチアリーダーのショーもあったりして、なかなか苦戦なのも当然か。それでも、ほどほどの入りとなり、開演となった。

 前半は、小生を含む二名の落語と講談。小生は「鼓ヶ滝」を掛けさせていただいたが、ウケもよく、気持ちよくやらせていただいた。

 

 そして講談は、この会のレギュラーの若林鶴雲師、この日のテーマは「北里柴三郎と慶應義塾」というもの。

 今年お札の肖像にもなった北里柴三郎だが、実は東大からイジメに遭い、ピンチに陥ったところを支え、細菌研究所を立ち上げるのに尽力したのが福澤諭吉先生。

 

 その後もながらく支援したご縁で、先生の死後、慶應義塾が医学部を設立する際、門下生を連れて支援に入り、初代学部長となりながら、門下生も含めて、学部が安定するまで一銭の報酬も受けなかったという。けっこう知られていない美談である。

 そして、後半は演奏隊が入り、カレッジソングの演奏。チアガールが華を添える。至近距離で見ると、なかなか萌える(汗)

 

 学生時代、慶早戦などでよく歌っていた曲の数々・・・懐かしさとともに、ノスタルジーが・・・

 あまりに有名な「若き血」は昭和2年の曲。なんと97年前の歌だ。ほどなく100年になろうかというこの曲が、今でも現役なのは素晴らしい。

 

 そして、慶早戦の時に団旗が入場する際などに使われた「慶應賛歌」が流れる。三番を歌っていたら、なぜか涙が出てきた。

 この曲、自分のお葬式の際出棺のBGMとして使う方もいらっしゃるとか・・・決めたぞ、小生の葬式の時も、この曲を使ってもらおうと

 

 いろいろ思った連合三田会、来年も・・・かな。

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