歳のせいか、どうもいろんなことが素直に受け取れない小生であるが、今日取り上げるネタもなんか素直に「あ、それっていいね」といえない感じだ。
まずはこちらのニュースをご覧いただこう。ひとくちで言うと、天皇陛下の代替わりに合わせ、恩赦をする検討を始めたというもの。
まあ、それだけでみれば普通に「あ、それっていいね」ということだが・・・問題はその中身だ。
記事によれば、「国家公務員が過去に受けた懲戒処分の免除を行う」というもの。えっ、恩赦って刑務所にいる人が刑を軽減するとかじゃないの? って。
直近では昭和天皇の「大喪の礼」の際に行われ、退職後でも「名誉回復」の意味合いで適用されたという。
ということは、財務省の決裁文書改ざんを巡る佐川宣寿前国税庁長官らの減給処分も免除される可能性があるというのだ。
問題は、この段階でマスコミにこの話が流れてきたということ。複数の政府関係者が明らかにしたというが、すでに既定路線ということだ。
公文書改ざんは本来犯罪なのだが、わかったようなわからん話で不起訴になり、今回の話で名誉回復・・・これに納得できる人がどのくらいいるだろうか。
天皇陛下の退位の意向表明については、どこかの国の首相はおおいに不満だったようで、その意を汲んだネトウヨたちからは「天皇の反日をやめさせないと」なんて声まで出ていたくらい。
それが、この期に及んではこんなことを・・・
さて、それはさておき、トップ写真をご覧いただこう。「皇位継承式典事務局」という看板をどこかの首相が持っている。漢字を書けない・読めないことでは定評のある彼のこと、今回も見事にやってくれた。
事務の「務」が間違っている。そういえば成蹊大学出身の彼は、寄せ書きで「成長力」と書くときに「成」の字の二画が抜けていた。
さらに云々を「でんでん」と読んだり、腹心の友を「ばくしんのとも」と読むすばらしさ。ってか、少なくとも陛下に対してこれは失礼だろうが・・・って。
しかし、およそ間違いを絶対に認めない彼のこと、きっと「務」という漢字をこのように変えると閣議決定してしまいそうだ(苦笑)。
何しろ、以前「今年を漢字一字で表すと」と聞かれたときに「責任」と答えたくらいだからして・・・
えっ、それも閣議決定するのか(爆)
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