こんな薬はいかが・・・

先日、新聞の見出しで「Always　三丁目の夕日」が映画の賞を総なめ、とかいうのを見た記憶がある。やはり、時代があの頃を求めているのだろうか。

　そのせいか、最近いろんなところでレトロな品物を見かける。この間も都内某所で、あの頃のグッズのセールを見かけたので立ち寄った。
　映画にも出ていた飛行機の模型などもあったが、小生がつい足を止めてしまったのが、富山の薬であった。確かに、あの頃我が家にもあった。

　一年経つと必ずくるおじさん。考えてみれば、究極のＣＲＭだったのかも・・・なんて思いつつ、パッケージを眺めた。今でも作っているようだ（汗）
　しかし、今見るとすごいパッケージだ。整腸薬が七三分けの頭に、胃だけスケルトンとか（汗）、そうそう解熱剤にはダルマの絵がつきものだった（笑）

　そんな中、思わず買ってしまったのがトップ写真のこれだ。まずは頭痛薬の「フロリン」（爆）。おい、これ・・・パチもんだろうって（汗）
　なんか効き目が怪しいなあ・・・と思ったら、今度はせきどめの「セキサリン」（核爆）。うーん、発売当時はよかったんだろうが・・・今では、怖すぎる（苦笑）


　他にもなかなかすごいのが多く、とはいえあまりまとめてブログのために買い込んでは、と迷った。いつもなら写真なのだが、スタッフの視線が厳しいのだ（笑）
　ところが、マジメに郷愁ものを見つけた。「マーキュロクロム液」・・・おお、赤チンだ。うわーっ、まだ生きてたのか、懐かしいなあ。

　ガキの頃はすりむいたら赤チン、切り傷に赤チン、腹を壊したら赤チ・・・おっとこれは違う（苦笑）というくらいよく使っていたが、今薬局ではまず見かけない。
　確か、有害物質が、とかなんとかやっていたような気もするが・・・まあ、こうして販売しているのだから、大丈夫なんだろう。

　ときに、今気がついたが、ふだん薬局でもないところで、こういう薬を扱ってもいいのだろうか。何気なく郷愁で買ってしまったが、心配だぞ（だったら買うなよ）
　そうか、デパートの中には薬局もあるから、大丈夫なんだろうな（と言い聞かせている）。おっと、風邪かなあ・・・セキが。

　早速、セキサリンだ・・・うーむ、やはり飲むのに勇気がいる・・・ああ、あの思い出の頃よ永遠なれ（爆）