アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

磐梯観光

2009-08-23 08:25:25 | つれづれ
さて、秘湯めぐりのツアーのラストは福島の磐梯山周辺であった。考えてみると、猪苗代湖や磐梯山自体の観光ってあまり行ったことがない。


 磐梯山については1888年の大噴火が有名だが、猪苗代湖側から見た表磐梯は左写真のように優美な姿をしている。本当に大噴火があったのか?という感じ。
 猪苗代湖畔をレンタサイクルで走ってみたが、風もナチュラルで気持ちよかった。思えば野口英世のふるさとでもある。

 だが、この印象は裏磐梯に回ると一変する。右写真のように大きくえぐれて地肌もむき出しになっていて、大噴火の跡が生々しい
 裏磐梯にある噴火記念館を訪れてみたところ、元々4つあった磐梯山の1つの峰が噴火し、跡形もなくなっただけでなく、山全体の2/3がなくなったという。


 高さにして600m以上低くなったというのだ。これが一度の噴火で起こったとなるといかにもすごいことだったわけだ。しかも、これって明治のことだ。
 よって、今リアルタイムで・・・ということだが、この大噴火で裏磐梯にはたくさんの湖沼ができた。一番大きいのが桧原湖だ。

 伊達政宗が会津の芦名氏との戦いで桧原峠をよく越えていたことは有名だが、そこが今は湖となっている。村も水没したそうな・・・といいつつ、景色もなかなかよい。
 だが、桧原湖よりも知名度では圧倒的に五色沼の方が人口に膾炙しているはずだ。その名のとおり、さまざまな色の沼が点在している。

トップ写真はその中で一番大きい毘沙門沼であり、磐梯山を借景にしているところはさながら一幅の絵である。五色沼をめぐるハイキングコースを少し歩いてみた。
 赤沼、みどろ沼、竜沼など小さな沼があるが、どれも独特の水の色でなかなか美しい。実は、すべてが一本の川でつながっているという。

 高原の風もさわやかでなかなか素敵なのだが、その一方で大噴火の匂いもしっかり見える。裏磐梯は自然のすごさと美しさを感じさせてくれるところであった。
 今度は、ルイーザと一緒に・・・って、いいかげん、ほかのパターンは考えられないのかって・・・(汗)
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