ご存じ「日本秘湯を守る会」、今回は今まで行ったことのないお宿を・・・ということで予約したのが奥湯西川温泉の「平の高房」という宿。
湯西川温泉といえば、平家の落人伝説で有名だが、行ったことがなかったので、一度・・・と思っていたところであった。
有名な伴久ホテルが閉館するなど、何かと大変なようだが、西会津街道から分岐した道がずいぶんと整備されていることに驚く。
後で常連さんに聞いたところ、ここ数年で一気に整備されたという。確かに、トンネルが多いが、その分快適に走れる。
さて、そうこうしているうちに湯西川温泉に到着。ここからさらに奥に少し行ったところに目指す宿はあった。立派な門をくぐるとなんとも風格のある玄関が目に入った。
宿の名前は平家にちなみ、この地にゆかりのある武将の名前だという。この宿は関係ないが、近くに高房という名前の施設もいくつか目に入った。
木造のすばらしく贅沢な建物である。なんでもこの宿は昭和50年に開業したというが、もともとは山林業を営んでいたため、木には相当こだわった様子。
宿の規模から考えるとなんとも広く、天井も高い贅沢この上もないロビー。館内は階段が多いため、足の悪い老人などにはちょっと厳しいが、ゆったりした空気が流れる。
さて、肝心の温泉だが、貸切露天風呂が二か所。大きな露天風呂が男女各1か所。そして内風呂にはそれぞれ露天風呂がついている。
まずは貸切露天風呂に入る。湯船は小さいが、外気を感じながら入れるのがいい。温泉はアルカリ性の単純泉で、透明な温泉だ。
そして、ここから内風呂に向かった。幸い誰もいなかったので、写真もバッチリである。天井まで大きなガラス貼りで、開放感がある。
そしてその外が露天風呂となっている。こちらもなかなか素敵なお風呂だ。さあて、夕食前にもう一か所制覇しなくては・・・(苦笑)
ということで、再び玄関の外に出て、露天風呂へ。こちらの露天風呂は門と玄関の間にある。トップ写真のこれだが、なんともゆったりとしていて気持ちいいお風呂だ。
宿の規模から考えると大きさもゆったりしている。ラッキーにも、ここも貸切状態だった。標高も高めだから涼しいのだが、温泉につかってポカポカである。
もちろん食事の後、またお風呂に入り、熟睡・・・というところだが、せっかくなので夜空を見に外に出てみた。
これがまた都会では見られないような素晴らしい星空で、大満足。これはめちゃくちゃいいぞ・・・またお気に入りの宿ができてしまった。あ、食事については当然別稿にて・・・(笑)
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