秩父の三大氷柱のひとつ「尾ノ内渓谷の氷柱」を見に行くにあたり、ランチをどうしようかと考えていた小生、思い出したのが小鹿野町に「安田屋」の本店があること。
以前の記事で秩父市の安田屋の行列に並び、1時間で5人くらいしか進まなかったことにあきれたことを紹介した。
その本店は小鹿野にあるが、コロナ禍でおそらくは、それほど待たずに食べられるのでは・・・と。氷柱に行く前の11時過ぎに到着したのだが・・・おい、ほんとにこの道でいいのか? くらいナビが狭い路地に誘導しているぞ。
そして「目的地に到着しました」とナビはいうが、お店は見当たらないぞ・・・と思ったら、そこがまさに「安田屋」だった。
看板らしきものはなく、街路灯に設置された小さな「安田屋」の表示のみ。建物はレトロ風ではなく、レトロそのもの・・・ガキの頃にあった近所のもんじゃ焼きのお店のよう。
一応、駐車場はあったが、停めにくく狭い。なんとか無理やり停めて入店した。後でわかったが、すぐ近くに町営の駐車場があり、そこに停めればよかった・・・
予想通り待ちはなかったが、店内は最後のテーブルが残っていただけだった。やはり人気店なのか・・・と。
メニューはわらじカツ丼のみ、カツが2枚がデフォで900円。1枚が800円、3枚が1250円となっている。なかなか微妙な料金設定だ(苦笑)
とりあえず同行者ともども2枚でご飯軽めでお願いする。ほどなくして出てきたのが、トップ写真のこれ。蓋からはみ出るカツの演出はなんともわかりやすい(笑)
とはいえ、実際に蓋を開けると、なかなかのボリュームで迫ってくる。開けた蓋に一枚乗せて、まずは実食だ。
タレがしみたカツは熱々で、なかなか美味しい。ご飯の方にも少し染み出していて、これもまたイケるぞ。
タレの味はいい・・・が、さすがにストレートな味だし、カツが二枚ということで、単調な感じは否定できない。
そういう点でみると、すこし濃いめの味付けかな・・・と。そうはいっても二枚の大きなカツが乗って900円は安い、なかなか評価がいったり来たりと・・・
ご飯も少な目にしてもらったが、それでも多くて残してしまった。店内を見回すと、三枚で食べていらっしゃる方もいらした。
また、こちらはバイカーの聖地と言われている由で、オートバイのお客様もいらした。店内はレトロだし、店員さんの対応も塩対応、そしてわらじカツ丼の味は美味しいが・・・個人的な感想でいうと、美味しいといえば美味しいが、ここに行列を作ってまで並ぶ気にはならないかな・・・と。
とはいえ、付近には飲食店もなさそうだし、この辺にきたら、また来てしまうかも・・・(汗)
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