アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

人生の醍醐味を落語で味わう。

2009-12-20 09:25:10 | つれづれ
小生学生の頃、先日亡くなられた円楽師匠と談志師匠とともにテレビに出たことがある。残念ながらビデオなど我が家にない時代だから、ビデオなどもない。

 よって、今となってはその貴重な体験を振り返ることはできないのだが、談志師匠が小生に言った台詞だけは今でも覚えている。
 「お前ら、勉強なんかする必要はねえから、落語だけやっとけ。その中に人生のすべてが入ってるから」と。今更ながら、そのことの真実を最近肌で感じるようになってきた。

 そんな折、先日書店で見つけた本がある。それが本日紹介する「人生の醍醐味を落語で味わう」である。仕立てとしては、ひとつの落語を題材にそこから得られる人生へのヒントをまとめるというもの。
 よって、たとえば長屋の花見で、金もないのに花見に誘う大家さんの心意気や、店子たちの心意気などをくらしの中で活かすヒント・・・なんていうノリになる。

 ひとつひとつの話が完結していることと、落語を知っている人はもちろん、知らない人にもストーリーの簡単な説明がついているのでわかりやすいことから読みやすかった。
 最近は、落語ブームということで人気の噺家の会のチケットが取りにくくなっていたり、噺家に関する評論本も多く出ているが、これはちょっとユニークだ。

 この本を書いたのは高齢の方のようだが、年齢にかかわらず楽しめる、落語の中にあるテーマの普遍性には驚かされる。
 落語は「話芸」として、技術面で楽しむこともできれば、テーマそのもので楽しむこともできる。さらには、演者の個性の発揮を楽しむやり方もある。

 この本は、テーマそのものから暮らしへのヒントを抜いたものだが、落語に興味のない方が読んでも、ヒントになるかも知れない。
 といいつつ、この時期各地で落語会が華やかだ。当然小生も、年末にあと二回落語を聞く予定がある。どちらもかなりの激戦の中、チケットゲットに成功したもの。

 今年もたくさん噺を聞いた。もうそろそろ体から落語の匂いが染み出してくるかも知れないなあと。
 えっ、お前の体からは加齢臭しか染み出してこないって? そんなあ(滝汗)
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