アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

献上銘菓「爾比久良」

2010-01-17 09:52:20 | つれづれ
練馬に「爾比久良」(にいくら)という有名なお菓子がある。先日、これをゲットし、食す機会があった。写真を見ればわかるように「献上品、武蔵野銘菓」とある。

 なんでも昭和天皇が訪米の際のご調達献上の品ということだそうな。この一個は縦横5cmくらいだが、一個430円といういいお値段だ。
 肝心のお味だが、抹茶には合うと思われる。抜群に上品な美味しさだ。卵黄と白餡を調和させた黄味羽二重時雨餡の中に小豆餡と栗が入っている。


 まあお値段からいえば・・・当然なのかも知れない。ときにこの「爾比久良」という名前は、このあたりの土地の古来の名称にちなむという。
 現在は、練馬区大泉学園町だが、埼玉県新座市と隣接している。そう、この新座も昔は「にいくら」と読んだのだ。

 もっというと、元々は「しんくら」と読んだらしい。さらにさらにこの地名は、古来「新羅」からの渡来人が移り住んだことに由来する。
 日本ではこれを「しらぎ」と読むが、韓国では「シンラ」と発音するから、「しんくら」と書いたというわけだ。また、ここに隣接した和光市の白子も同じ語源である。

 ときに、大泉学園という地名も謎だ。「大泉学園」という学校があるわけではないので、なぜ・・・と思い調べたところ、どうもこの地域に学校をたくさん誘致しようという計画があり、それで付いた名前だという。まあその結果は・・・だが(汗)
 であれば、無理して変えなくても・・・とも考えるが、まあ埼玉県と似た名前が多いのは混乱の元だろうからいいのかとも。

 話を戻そう。やはり「爾比久良」はなんとも上品で美味しいので、またぜひゲットしてルイーザに今度プレゼントしようと思っている。
 COACHだとお酒のつまみにならないし、セリーヌには上品すぎるかも知れない・・・やはりここはルイーザか。あっ、いかん二人から猛抗議がきそうだ(汗)

 などというおふざけはともかく「爾比久良」は誰にでもお勧めできる上品なお味ですよ~とまた次なるグルメネタを探す小生であった(←本当にダイエット中なのか)
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