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落語マニアの小生にとって、好きな噺家は数多い。せっかくいただいたお題なので、紹介・整理しよう。
まずは、「落語を初めて聞きに行くのですが、だれがいいですか」と聞かれて、まっさきにあげるのが柳亭市馬だ。落語協会の会長で、人間国宝の先代小さんの最後の方の弟子。
何より声がよく、保守本流の落語をまっすぐやっていて、変な癖がないのがいい。教科書のような落語をやってくれる。特別な演出をしないのに、おかしい・・・彼を聞くと、落語とは・・・とわかるはず。
続いて個人的には、古今亭菊之丞がお気に入りだ。口調がよく、声がいい、さらに姿もいい(笑)。江戸前の粋を感じさせてくれる。
粋という意味では、春風亭一朝が本当の意味での江戸前を見せてくれる。マスコミには売れていないが、本物だ。
笑いたいときは、柳家喬太郎、桃月庵白酒をお勧めしたい。喬太郎はラーメン二郎のようなもので、嫌いになるととんでもなく嫌になりそうだが、その力量は間違いないところ。
白酒は、独特の毒のある笑いがツボにハマれば、もうすっかりファンになっているはず。声もいいので、聞きやすい。
逆に声にクセがあるが、ライブで聞いてほしいのが三遊亭兼好だ。この独特の笑いのツボはもはや説明不可能だ。
正統派に話を戻すと、上方では桂米團治。人間国宝の桂米朝の息子で、上品ながら育ちのよい華がある。
さん喬、権太楼、三三など好きな噺家は数々あるが、二ツ目では入船亭小辰(上左写真)。入船亭扇辰の弟子で、将来を嘱望される若手だ。だが、今は有望な二ツ目が多く、小んぶ、八ゑ馬などもいい。
女流ではぴっかりが素直な芸風で好きだが、これはビジュアルも・・・(苦笑)、そうそうトップ写真の一花もいい。なんとも初々しい前座だ。
だが、個人的には上右の噺家が・・・って、これは自分じゃねえかよって(爆)
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