アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

小んぶを囲んでの会

2014-09-19 06:00:17 | 落語
落語の楽しみっていろいろあるが、これから楽しみっていう噺家を個人的に応援していくのもなかなか楽しみなものである。


 小生自身でいうと、小辰を落語仲間で応援しているのに加え、八ゑ馬を応援したりしていた。そんな中、かつての職場の仲間が小んぶを応援しているということで、小んぶを囲んで会をやろうじゃないかってことになり、先日開催した。
 会場は小辰の会でもよく使用しているところで、当日を迎えた。

 当日までお客様の確保も含め、それなりに苦労していたため、実際にふたを開けるまで、どうなるか心配だったが、当日はしっかりお客様も来ていただき無事スタートした。
 小んぶさんには、事前に2席をお願いしていたが、当日は落語を聞くのが初めてという方も多く、ネタを選んでいた様子。

 まずは・・・おっ、「子ほめ」だ。前座噺の定番中の定番だが、さすがにさん喬師匠の弟子だけあって、基本ができているから面白い。
 体重108キロという巨漢だけに、押し出しもありなかなか存在感がある。さて、子ほめの後は・・・と、おお・・・「寝床」だ。


 これがなんともすごい。寝床の主人公が声の調子を見ながら、不気味な声を出すところが、抜群に面白い。
 ついでに、主人公がそそのかされて、やっぱりやりたいと心を動かされるところもしっかり出ていて、いい仕上がりである。

 まさか、直前小生が会場のチェック時にやった「夢の酒」を聞いて、このネタを選んだとしたら・・・とヒヤリとしたりして(汗)
 ともあれ、この後がお楽しみの打ち上げ。最初はそれぞれが知らないお客さん同士でよそよそしかったが、宴が始まるとどんどんなじみ、最後は大変な盛り上がりに。

 この日初めて落語を聞いたというお客様も楽しかったということで、ぜひ次回も・・・と大変お気に入りいただけた様子。
 噺家を囲んでの会というのはやはり、落語の楽しみ方のひとつかも知れない。
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