毎度おなじみ、「日本秘湯を守る会」・・・ではなく、今回は西伊豆の温泉宿に宿泊してきた。今回お世話になったのは、沼津市戸田の「海のほてる いさば」だ。
現在は沼津市になっているが、ここはかつては戸田村という小さな漁村であった。戸田港は写真のとおり、砂嘴が伸びて天然の良港になっている。赤丸がお宿。
江戸時代末期にはロシア船の修理をしたりして、歴史的にも大きな意味をもつ場所になったこともある。
また港の形が伊豆半島と同じような形だとして観光のネタにした時期もあったが、何より今はタカアシガニが取れるところとして名高い。
チェックインした日は風が強く、駿河湾はかなりの高波だったが、港の中は別世界で、その両方が一度に見えるのがこのお宿の眺望のポイントだ。
さらに富士山、そして西伊豆とくれば夕日である。堂ヶ島あたりのそれは海に沈むのが見えるが、このあたりだと駿河湾の向こう岸に落ちる。
ただ、湾に光が伸びる風景はやはり素晴らしい。さて肝心のお風呂だが、時間で入れ替えになる大浴場が二か所と、貸切の浴場(有料)が四か所ある。
貸切の方は事前予約が必要で、チェックインが早くないと夕日の見えるお風呂のベストタイムは取れない様子。
小生の予約したプランは一回どこかで使用できることになっていたが、夕日側はダメで富士山の見えるところになった。
ただ大浴場は秘湯を守る会に慣れた小生には、やや物足りないものだった。露天風呂は片方にしかなく、片方はジャグジーのみだし、お風呂自体が平凡な・・・
とはいえ、いつものようにチェックイン後に大浴場から貸切風呂に展開、夕食後に大浴場に入り、21時になるかならないうちに爆睡というパターンはいつものとおり。翌朝、入れ替わった大浴場に入り、朝食に向かった。
さてさて、肝心の食事と朝食後の行程については別稿にて・・・
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