閉店になった「おもに亭」の代わりに・・・と、「カンナム」や「安安」などに行っている小生、先日は「寿苑」に出かけてきた。
鷺ノ宮駅からほど近い、新青梅街道沿いの地味なお店。佇まいでいえば、牛角とか安楽亭などのチェーン店とは対極にある、昭和感バリバリのお店だ。
入店すると、先客はなし。うっ・・・昭和感のある空気は、ちょっと重苦しさがあるぞ。お店はご高齢のご夫妻と思しき方二人で切り盛りしている様子。
まずは生ビールをお願いしながら、メニューを確認。最初にタン塩、カルビ、ハラミ、それにサンチュとキムチをお願いした。
タンを一枚焼いたところで写真を撮ったので、微妙な写真になったが、タンが厚切りだ。これを焼いていただくと・・・
おっ、これは美味しい。塩と胡椒のバランスが抜群でなかなか美味しい。これはちょっと期待してもよさそうな・・・
続いてハラミを焼いてみる。脂が少な目だが、しっとり感もあり、美味しい。では、焼肉といえばのカルビにいこう。
うわわっ・・・これ、脂が抜群に美味しい。これがカルビだよ・・・って満足感で満ちる。厚みはないが、脂の質がすごくいい。
サンチュにくるみ、いただくと、さらに美味しさが増す感じだ。そうそうキムチも忘れてはいけない。
盛り合わせにしたが、これもまた美味しい。いやはや、これは重苦しさの中であるが、味に関しては、抜群というべきだ。
強いていえば、ビールとお代わりしたハイボールの味が微妙に感じたが・・・トータルでみればとても美味しいと。
さらにカルビの追加をして、ご馳走様と・・・価格的には「安安」の倍くらいになるが、満足感は低くない。
何より空いているのも嬉しい。「安安」ほど気楽には行けないが、悪くないなあと。
ただ、その微妙な空気感のせいか、週末にも関わらず、我々の滞在中、他のお客様がいらっしゃらなかったのが気になるところである。
多くのお店が淘汰されている中、頑張ってほしいところである。
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