松屋のできごと、あれっ？

ある日松屋に入り、ふと感心したことがある。今日はまじめに（ほんとか？）語ってみたい。

　その日、松屋に入ったとき、お客は私ともう一人であった。豚丼かなにか食べていると、後ろでモソモソ音がする。
　何かと思ったら、店員のおばさんが私の後ろの床掃除を始めたのだ。

　正直、気になることはなかったが、別の店員（こちらは、かなり若いお姉さん）があわてて飛んできて、「だめ！お客さまがいらっしゃるときは、そこの掃除を絶対しちゃダメ！」と指導している。
　さすがに、怒鳴るほどではなかったが、かなり強い口調でたしなめていた。ともにバイトと思われ、しかもバイトの先輩格はいいとこ２０歳そこそこ。近頃珍しく感心した。

　この１０年ばかり、歩行中に自転車でぶつかってきても、あやまる子供を見たことがない。そんな中で、マニュアルに書いてあるのかどうか知らないが、こうした躾やマナーに関する話を、若い子が自分の母親くらいの年の人に、しっかりしていることが新鮮だった。
　
　ところで、松屋といえば吉野家のライバルのイメージが強いが、出始めの頃こそキャラが被っていたものの、最近は別の色合いを出そうと努力しているようだ。

　今のポップな看板にし、店内の雰囲気を女性がひとりで入れるようにしていったのが、平成４年のこと。所沢店あたりにトライアル店舗を置いたのが、はじめのはずである。
　米国産牛肉の問題が発生後も、いち早く豚丼を発売する一方で、中国産の牛肉に着目して、牛めしもすでに復活させている。この辺の戦略も吉野家とは対照的だ。

　さきのことがあってから、個人的には松屋を応援したくなっていた自分だが、先日二の足を踏む看板を見てしまった。
　なんと、近日からの限定メニューとして「味噌煮込みハンバーグ」を出すというのである（爆）こ・こ・これは・・・さすがに・・・

　この松屋の決断が、英断になることを祈りたい（←ないとは思うが）。ちなみに、
先日書いたびっくりド○キーの鍋焼き風ハンバーグは、すでに終了という・・・おそらく不評につき・・・
　
　ああ、松屋の今後に幸多かれ（爆）