茜宿をチェックアウトした小生、まずは知人から教えてもらった牛伏寺(ごふくじ)に向かう・・・予定だったのだが、まずはお宿から教えてもらった牛伏川階段工に向かう。
こちらは牛伏寺のそばを流れる川に作られた施設で砂防目的で作られたもの。川に階段状に作られたもので流れを制御している。
もとになった施設がフランスにあるところから、フランス式階段工と言われているそうな。重要文化財にもなっているという。
そばがキャンプ地になっていて、子供の水遊びもできるようだ。お宿で聞いていなければ、スルーしていたかも知れない。
さて、ここから牛伏寺に向かう。こちらは厄除けの古刹だが、地理マニアには牛伏寺断層の方が有名かも知れない。
いわゆる糸魚川静岡構造線(フォッサマグナ)の一部であり、これまでもいろいろな地震の起点にもなっていることで有名だ。
そんなところに古刹があるというのもなかなか興味深い。時間の関係でサクッと拝観しただけだが、かやぶきの大きなお堂があったり、巨木に囲まれた門があったりと、風格も十分であった。
興味深かったのは、門の脇にあった牛の彫刻だ。たくさんの人の手が触れたところが光っている。これってどこかで見たような・・・
おお、北野天満宮にもあったなあ・・・待てよ、これはまさに伏した牛じゃないか。なるほどお寺の名前にちなむという・・・ことか。
朝の時間ということもあり、他に参拝客はいらっしゃらなかったが、荘厳な印象もあり、いい時間を過ごすことができた。
茜宿からすぐ近くにこんなところがあったとは・・・ちょっと嬉しい発見である。
さあて、今日の目的地に向かおう。ここからは約20分程度で到着するようだ。
というところで、待て次号・・・って、だれも待ってなんかいないか(苦笑)
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