練馬区美術館で「日本の中のマネ展」というのをやっているのを知り、買い物に出かけついでに先日見に行ってきた。
マネという画家の名前は知っているが、作品は・・・と言われると、「笛を吹く少年」くらいしか知らないし、その作風はと言われてもよく知らなかった。
一時は印象派のジャンルに取り込んで見られていたらしいが、最近の研究では別のジャンルになっている様子。
この展示は、マネの作品に加えて、マネが日本や世界の他の画家たちに与えた影響などを取り上げていくもの。
平日の昼間なので、空いているだろうと思ったら、あにはからんや、めちゃくちゃ混雑していた。どうやら、テレビで取り上げられたせいかと。
展示室に入ると、セザンヌやルノアールなどの作品もあり、いろいろ楽しめた。だが、さすがにマネ自身の作品の数は多くなく、日本でトリビュートされたものが・・・
と思っていたら、こちらの衝撃的な作品が・・・こちらは絵ではなく、写真を加工したもの。うわっ、と思いつつ見たら、日本人の作品だった。
その他もたくさんトリビュート作品を拝見したが、マネがどれだけ日本の画家さんに影響を与えたかを実感するに十分だった。
買い物ついでに・・・なんてノリで来たことを恥じてしまった。
マネが活躍していた時代は日本でいえば、江戸時代末期~明治の前半にあたる。日本においては西洋との接点が増えてきた時期だ。
まさに、日本が西洋のマネをしていた頃かあ・・・って、最初からそれを書きたかっただけでは・・・(汗)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます