アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

東大寺は東大寺

2010-06-28 05:55:26 | つれづれ
興福寺まで来たら、ミーハーなのは承知の上で東大寺まで行くのがお約束というものだろう。さすがに奈良に来たらお約束・・・ってなものか。


 相変わらず修学旅行生と鹿が多い。そんな中を進んでいくとほどなく南大門が見えてきた。あれれ・・・こんな色合いだったかなあ・・・
 と思うくらい色あせた感じがした。だが、ここでまた久しぶりに来た発見が・・・南大門の額には「大華厳寺」とあった。そう、東大寺の正式名称は大華厳寺なのだ。

 南都六宗の各派の出所は東大寺であるものがいくつかあるが、なんといっても華厳宗はここが大本山である。
 毎回思うが、ここの金剛力士像はすばらしい。鎌倉時代の最高傑作のひとつだろうが、これが雨ざらしになっていることがまたすごい。

 ちなみに金剛力士の高さの倍が大仏で、南大門の倍の高さが大仏殿である。その大仏殿の中に入ると、いつものように大仏が見えてきた。
 ここの大仏の顔は江戸時代のものだから、比較的新しいが、やはりこの大きさはすごい。写真撮っていい仏様なのでパチリと。


 さて、大仏殿から二月堂に回った。三月堂こと法華堂が改修で見られないのが残念だが・・・来てみてまず第一印象が、「良弁杉が大きくなった」であった。
 二月堂由来の良弁が赤ちゃんのとき大鷲に連れ去られつつ、この杉のところに下ろされたという伝説がある。ところが、小生が最初に来た中学生の頃は、初代の杉が枯れてしまったため、新しい杉の苗木を植えていたところだったのだ。

 それが、今やかなり大きな杉に成長している。やはり年月の流れが・・・である。
 有名なお水取りの季節ではないが、お堂の上からの眺めもよく、高台にあるため、吹きぬける風も気持ちいい。大仏殿も見えるし、遠く生駒の方の山まできれいだ。

 かなり暑い一日で、相当歩いたこともあり、汗だくだったが、ここで一息つくことができた。と・・・あれれ、前にいるカップルはさっきうどんやで前にいたカップルでは(汗)
 うーむ、やはり皆同じようなコースに行くんだなあ・・・と。

 さあて、ぼちぼち駅に戻ろう。今宵は京都のイタリアンを予約している。ちょうどこれから電車に乗れば頃合であろう。
 いやあ、一泊二日のツアーだが、盛りだくさんに楽しんでしまった。また来てみたいと思わせてくれた奈良だった。今度はクリステルをお誘いして・・・とか思ったぞ。

 皆さんもいかがですか・・・やはり百聞は一見に・・・奈良ならではの旅、まずは「来てみま遷都」って(爆)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ワールドカップ後半展望 | トップ | スコルピオーネ祇園でイタリアン »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ちょっと自慢 (shima)
2010-06-28 07:47:59
え、1泊だったんですか、すごい・・・!
東大寺では、たった一人で大仏様と向き合ったことがあります。朝早く、ちょうど団体客が出てきたところで「奇跡のような瞬間」でした。
二月堂は、一番好きな場所かも。
あぁ、新幹線に乗りたくなってしまった!
返信する
Shimaさんも奈良マニア? ()
2010-06-28 10:16:43
Shimaさんもかなりの奈良ファンとお見受けしました。

しかし、あの建物で大仏さまと二人きりなんて、まさに奇跡の一瞬でしたね。羨ましい。

駆け足ツアーでしたが、鉄道マニアの小生、効率的に回りましたよ。
返信する

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事