金目鯛ラーメンの鳳仙花

女流寄席に行く前に、小生新宿でお昼を・・・と思ったのだが、たまたま前日二郎の歌舞伎町店で火事が起こったことがニュースにあったので、ぼんやりそれを眺めにいこうかと。

　

　ということで、西武新宿から歌舞伎町の方に少し行ったところ、目に留まったのが真新しい風情のお店。

　鳳仙花とあるが・・・えっ、このお店は・・・金目鯛ラーメンのお店? そういえ少し前に、鯛ラーメンのお店に行ったことがあるが・・・

 

　これは伊豆出身の身としては入るしかないぞ。お品書きを見ると、基本となる金目鯛ラーメンと、スープの異なる金目鯛白湯ラーメン、それにつけ麺がある様子。

　初回につき、基本のラーメンを味玉付でお願いした。待っている間、卓上のポップを見ると、スープにはじまり、麺や卵などいろいろこだわりが見える。

 

　

 

　ほどなくして出てきたのがこちらのこれ・・・この日は左がZ Flip5、右がGalaxy S22だが、やはり差異は感じられない。

　さて実食だ。まずはスープからだ・・・ってか、すでに鯛のいいスープの香りがしている。ではひとくち・・・ズズッ、おっ、これは美味しい。

 

　鯛のスープより濃厚な金目鯛の旨味がギュッとスープに出ている。少し前に行った鯛ラーメンのそれと濃厚さが違う。

　そして、その出汁に負けない塩味のバランスが絶妙で、物足りなさはないが、といって塩辛すぎない。これは美味しい。

 

　そして麺はストレート系でやや細め。このスープによくマッチする。メンマも柔らかく食べやすい。

　味玉も、味がそれほどきつくなく、スープの味をじゃましない。そして・・・チャーシューだが・・・おっ、これか?

　

　丼の中央に丸められているが、細切れになったチャーシューが乗っている。これは・・・おお、しっとりして脂と身のバランスのいいものだ。

　そうか、金目鯛スープと獣系のチャーシャーが邪魔しないためにこんなにしているのかも・・・

 

　いやあ、これは素晴らしいお店を発見したぞ。場所が微妙だが、これはリピート確実だな。このスープのためか、若い女性のお客様も多い。

　ジャンク好きな小生だが、その小生でも美味しいと思えるのは素晴らしいかと。しかもロケーションの割に価格も高くないのも嬉しい。

 

　次回はいついこうかしらん・・・早くも楽しみな。