東京ヴェルディ身売り？

いつものようにネットのニュースを見ていたら、びっくりするようなニュースが目に留まった。まずはこちらをご覧いただこう。

　東京Ｖ身売りへ　学習塾に再建託す！(スポーツニッポン) - goo ニュース

　Ｊリーグ発足当時の強豪にして名門の、東京ヴェルディ１９６９（以下、東京Ｖ）の経営から、日本テレビが事実上撤退というものだ。
　ニュースの見出しには「身売り」といった衝撃的な書きぶりとなっているが、ここ数年の東京Ｖの戦略なき運営から見れば、いたしかたないともいえる。

　批判を恐れずに言えば、小生ナベツネが大嫌いであり、そのため巨人も好きになれない。Ｊリーグ発足の当時、チームの呼称を「読売ヴェルディ川崎」というのに固執して、しばらくの間、チェアマンとも対立、ＴＶなんかでは一部、「読売」と呼ばせていた。
　その後も、ホームタウンを川崎から東京に移す際のひともんちゃくとか、残念ながら、選手とはまったく違うところで話題になっていたとも多かった。

　もちろん、栄光の歴史はしっかり残っているし、それを否定しない。パスをつなぐスタイルのサッカーは、基本的に好きだし、チーム自体をとやかく言うつもりもない。
　だが、不幸なことに東京というホームタウンにおいても、ＦＣ東京ほどの熱烈な支持を受けていないようだし、経営サイドの右往左往に振り回されたことは残念だ。

　とはいえ、チームが消滅するわけではない。服部や福西、かつては名波もいたが、今年は河村が移籍し、ジュビロとも縁が深いチームでもある。
　ぜひ、Ｊ１への早期復帰を願いたいものだ・・・なんて、悠長なことをジュビロも言ってられない状況ではあるんだが（汗）

　ジュビロも今期からとうとう胸のスポンサーがＹＡＭＡＨＡになった。いよいよというより、とうとうと言うべきだろう。
　この大不況の中、スポンサーが付くことも大変なんだろうが、それに見合う活躍をしないと・・・というのもまた真実。

　だけに、東京Ｖの呼称問題ではないが、逆に地域密着の意義をジュビロももっともっと追求すべきだろう。
　そういえば、このニュースの関連でいえば、日テレベレーザはどうなるんだろう。そうそう、福西が千葉に・・・なんて噂もあるが・・・？

　いずれにしろ、来シーズンもドキドキなものになりそうだ。