桂の「港町ブルース」

車の中ではいろんなCDを聞くことが多いが、趣味が偏っている。テレサテンとか渚ゆう子とか藤圭子とか・・・って、古すぎ。

 

　そんな中、テレサテンと藤圭子が「港町ブルース」を歌っている。以前も書いたがこの歌、歌詞がすごい。

　ということでふと思ったのが、小生の勤務地経歴を港町ブルースに乗せたらどんな感じだろうという・・・で、とにもかくにもやってみた。

 

　背伸びして見る名鉄を、今日も電車が行き帰り。私の職場なんて暑いの、名古屋、名古屋金山、初勤務。

　通知もらって名古屋駅、皆が送って新幹線。別れの辛さ、味わいながら本社、本社勤務に心湧く。

 

　本社の次は神奈川に、現場訓練寒空に。脚で稼げと追いまくられ、戸塚、戸塚横浜、しみる雨。

　次はどこかと期待すりゃ、裏切られたの片思い。右も左も他人の世界、本社、広い本社は別世界。

 

　バブルはじけて世も変わり、杯を重ねて語り合う。明日はどうなるもがきながらも、清瀬、入間・飯能、所沢。

　営業ひとすじ心すりゃ、思いがけない事務仕事。苦情・裁判西に東に、本社、広い本社は別世界。

 

　春の桜に筍で、夏は祇園の囃子聞く、人の情けも冬の底冷え、京都、御池・山科、宇治・伏見。

　通知もらってまた涙、心新たに奮い立つ。新規業務に成果挙げても、手柄、手柄は上司、ドジは部下。

 

　成果挙げれば文句なし、現場勝負にまた挑む。本社表彰入賞すれど、異動・わずか半年、水戸・鹿島。

　思い懐かし川崎の、今の姿に目をみはる。不眠不休の夜明けを眺め、所帯、なんと600、胃が痛む。

 

　計画停電続く中、心機一転中央線。心が揺れる今日も見えない、青梅・羽村、立川、フチュウもの。

　夜明けの前の駅に立ち、バッグさばいて汗流す。心ひとつに酌み交わす酒、田端、豊洲・小田原、後継者。

 

　逢うは別れと知りながら、同じ上司にまた仕え。グチを肴に腹は決まった、早期・早期退職、憂いなし。

 

　ああ、なんてアホな・・・お付き合いいただいた皆さんには申し訳ありませんでした。