馬賊でネギ味噌ラーメン

バブリーな時代によくマスコミに取り上げられていたお店もいくつかあるが、そんなお店の一つに馬賊というラーメン屋さんがある。

　何で話題になったお店かというと、ここの手打ち麺である。ここの麺は、手打ちと言っても包丁は使わない。ひたすら叩いて伸ばしていく麺だ。
　浅草の方に本店があるようだが、小生が行ったのは日暮里の駅前にあるお店。お店まで来ると、バンバンとすごい音が聞こえてくる。

　当然店内に入っても、この音はひたすら聞こえてくるわけで、楽しみになってくる。店内は、カウンターとテーブルがいくつかで、さほど広くはない。
　壁に貼られたメニューを見て、一瞬なやんだが、ネギ味噌ラーメンを注文した。ネギも味噌も普段頼まないのに、なぜ頼んだか不思議な展開だった。


　ほどなくしてできてきたのが、トップ写真のこれ。ネギは白髪ネギで、ラー油等であえてはいないようだ。
　具はパッと見、白髪ネギだけに見えるが、まさか・・・それはないよなあ・・・と思ったら、スープに入り込む形でひき肉などが入っていた。

　さて、はやる心を抑え、まずはスープからだ。ズズッ・・・おお、これはなかなかコクがあって美味しいスープだ。
　ほのかな甘みを感じるスープであるが、個人的にはちょっとパンチがほしいぞ・・・ということで、ラー油を少し入れてみた。

　そして白髪ネギだが、そのままいただくとけっこう鼻にツンとくるので、しっかりスープに沈めてからいただいた。
　さあて、いよいよお待ちかねの麺である。事前に知人に聞いた話ではうどんのように太い独特のものと聞いていたが・・・あれれ、これは細い(汗)

　いや、決して細くはないんだが、うどんのような・・・と聞いていただけに、って感じ。二郎のそれよりも間違いなく細い。
　そしてまずは一口・・・う、うおっ、これは美味しい。もちもちしてのど越しはなめらかだが、太さがあるので、食べごたえは十分だ。

　うーん、二郎のゴワゴワわしわしという麺と対極にあるかも。もちろん、コシがないわけでもなく、バッチリ楽しめた。これはいいお店を知ったぞ。
　ときに、ネギ味噌十分美味しかったのだが、お店のイチオシは担担麺ということで、見ていたら多くの方が注文されていた。

　次回は担担麺かな・・・って。