監督:ロマン・ポランスキー 原作:チャールズ・ディケンズ 出演:バーニー・クラーク ベン・キングズレー
19世紀・英国で孤児として育った 9歳のオリバー少年。 少しの食事のおかわりを 求めるはめになった彼は、救貧院を 追放されてしまう。 奉公先でも理不尽ないじめに遭い、 とうとうそこをも逃げ出して~ 100キロ以上の道のりを、 破れ靴の足を引きずり、 食料の物乞いをしながら・・・ とうとう空腹で倒れてしまう 偶然助けてくれた老婦人 その皺の中に人としての 優しさが溢れています (このワンシーン感動よ)
たったひとりで一週間歩き通し やっとロンドンにたどり着いた時 彼は飢えと疲れで一歩も 動けなくなっていた。 そんな彼を助けてくれたのは 愉快な悪党フェイギン老人のもとで 働いているスリの少年ドジャーだった。 フェイギンに迎えられたオリバーは スリ仲間の少年たちや 心優しい女たちの中で 生まれて初めて、家族のような 暖かさを味わう。
しかしそれも束の間 オリバーは彼の運命を 大きく変える恐ろしいたくらみに 巻き込まれてゆく。
貧しく孤独なオリバーを襲う数々の試練 恐怖と悲しみ そして怒り 最後に見るフェイギン老人の哀れな末路
暗く沈む画面の中に、オリバーの 幸せな未来の姿を想像させる ワンシーンが浮かびます・・・
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