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ひと昔前っていつもながらアバウトなのを承知で、新作の試聴音源がカセット・テープだった頃は、常識ある大方がCDの本盤の届くのが楽しみで仕方なかったが、いつからかアドヴァンスがCD-Rになってから、本盤の封すら開けない人の話に、ちょっとムっときた。そりゃあRだって、xrcd並のプロセシングで高品位なプロ用に書き込めば凄いことになるそうだが、まさかアドヴァンスにそこまでやるフックは現業界にはない。Rと本盤とで、あれっというほど調子が違うものが時々ある。ひどい中には音楽の印象にかかわるほどのものもあった。そこで、送ってもらったテスト盤には感謝を込めて、意地でも最低一度は正対する。写真はそんな風に聴いた今日の新譜5枚で、左から面白かった順。iPodに追加したのは、ヘイリー・ロレンの『青い影』とマーカスの『ナイト・イン・モンテカルロ』が今年初になった。明日のデジタル再生に備えて、WAVE、AAC、Appleロスレスの3つのフォーマットでブチ込んでみた。
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