翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

箱根の旅

2020年01月15日 | 紀行、旅

 娘夫婦がちょっと遅れて13日に正月休みとして、我が家に来ました。13日夜は、久しぶりの再会と遅いお正月を祝してすき焼きパーティとなりました。

 翌14日は疲れていたのか、2人はお昼頃まで起きることなく、まぁ日頃の疲れが貯まっているのだろうと察して休ませてやりました。

 この日は箱根で1泊する旅行を計画してあり、午後遅めの出発となりました。往路の足は娘の婿さんが運転する車に我々夫婦が便乗する形です。道は混んではいなく快適な旅になりました。途中2カ所で休憩しながらの車の旅です。途中、古くなった東名高速道路はあちこちで舗装修理をしていました。修理前の所は「でこぼこ」が車の振動で感じられて、あぁ、東名も古くなったものだと素人にもわかるくらいでした。

 富士川のサービスエリアの展望台から、富士川と富士山の全景を見ることが出来ました。

 御殿場で高速道路を降りて一般道を乙女峠に向かって上り、峠を越えて仙石原へおりていきました。本日の宿(小田急レイクホテル)は芦ノ湖の北のはずれ、湖のそばでした。

 下は翌日朝の部屋の窓からのもので、林の向こうに湖面が少し光って見えます。湖の上空は雲が立ちこめているようです。

 朝食後、本日の予定は雲の多そうな湖は敬遠し、大涌谷経由早雲山までロープウエイを往復することにしました。ロープウエイの駅、桃源台まではホテルの玄関から徒歩5分ということなので、車はそのままホテルの駐車場に置かせてもらいました。ほとんどホテルの敷地内を歩く感じでしたので、きっとこの辺りの施設は一体で開発されたものと推察されます。樹木が多く森もあるので、季節が良ければ鳥さんもいっぱいいるものと思います。箱根ビジターセンターへも、この辺りから8分とありましたので、時間が許せば行ってみたかったです。

 桃源台からのロープウエイは、数年前に強羅に2泊し箱根のあちこち巡ったとき往復したことがあります。今回は大涌谷の噴火と昨年の豪雨の後で、登山電車も強羅からのケーブルカーも運休中、バスとロープウエイだけが動いている中での観光です。

 ロープウエイが高度を上げていくと芦ノ湖が大きく見えてきました。

 

 この車窓の外は雲ではありません。大涌谷に近づいているので、湯煙(あるいは噴煙?)です。途中乗換駅の姥子駅ではロープの駆動装置をまじかに見ることができました。

 

  大涌谷へは帰りに寄ることにして終点の早雲山へ先に行くことにしました。大涌谷を眼下に見ながら行きます。以前来たときより擁壁(段々)が多くなっているように感じました。

 終点の早雲山駅周辺は特に見るものもなく、ちょっと歩いただけで折り返しのロープウエイに乗りました。

 大涌谷では下車して遊歩道を歩いてみましたが、途中で厳重な立ち入り禁止の柵がしてあり、以前の半分ほどまでしか行けませんでした。監視員の人も時々すれ違い、まだちょっと危険地帯なのだと云う雰囲気でした。これは以前来たことがある人にしか分からないことかも知れません。展望台で眺めている人はそんなことは感じていないでしょう。

 例の黒い卵も食べて再度ロープウエイに乗りました。行きと違って少し雲が少なくなって富士山がチラチラと見えました。

 

 

 やがて芦ノ湖が見えるようになり、ロープウエイの旅は終わりに近づきました。

 

 ロープウエイの旅を終わった後は、ひたすら箱根の山を小田原まで下り、お昼を食べた後、娘夫婦とは西と東に分かれそれぞれの帰途につきました。幸い小田原停車の「ひかり」に乗ることができ、名古屋までノンストップで行くことができました。(我々は、老人向けのジパングクラブの愛用者で割引がある代わり「のぞみ」には乗れません。)

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