翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

藤田嗣治展 (名古屋市美術館)

2016年06月29日 | 美術(その他展覧会含む)

 名古屋市美術館へ家内とタイトルの展覧会を見に行ってきました。今年は藤田画伯生誕130年なので、同種の展覧会が多いようです。私も昨秋から、岐阜県立美術館、東京国立近代美術館と見てきましたので、主要な作品はほぼ見たようです。中には重複しているものもいくつかありました。戦争画「アッツ島玉砕」も近代美術館で見たものでした。(後援している地元新聞も、前身から数えて創刊130年だそうです。)

 今回の展覧会では、最近、名古屋市美術館と提携を結んだというランス美術館所蔵のものが多くあり、本邦初展示のものが多くありました。

 最後の方にあった「礼拝」は画伯夫妻が画かれているようですし、下の方に目をやると6羽の鳥が画かれていました。ヒガラ 3羽、ゴシキヒワ1羽、キツツキ類らしきもの1羽、不明1羽だと思いますが、興味ある作品でした。パンフのこの絵の部分を拡大しておきます。

 

 美術館を出て、アプローチの辺りから周辺を眺めてみました。

 美術館へ誘うアプローチ、美術館の設計は国立新美術館と同じ黒川紀章氏。

 北を向くと名古屋市科学館、プラネタリウムのドームが異彩を放っています。

西の白川公園噴水前には遠足の保育園児らしき一団がいました。