小川未明の童話は、よく知られていますが、
最近読んだのは、「野ばら」と「小さい針の音」
丁寧なことばづかいに、少し時代を感じます。
「野ばらは」朗読の発表会の時に、ひとりの男性が読まれました。
最後に敵だった若い兵士に出会う幻の情景が、目に見えるようでした。
物語の情景が見える、、、というのは、その朗読者が、本当に内容を理解しているということ。
分かりやすいお話は、人の心にすっと入っていきます。
「小さい針の音」は、子どもたちから贈られた時計の話。
心のこもった贈り物・・・・
教師の青年のその後の描き方は、ちょっと雑というか、簡単すぎますが、
人は、なんのために生きるのか。
ほかの人のために、役に立つ仕事をする。
真理というのは、とても簡単だけど、行うのは難しい。
童話から、たくさんのことを学びます。
一番好きな宝物のような童話は、『星の王子さま』です。
聖書アプリからです。
なんだか絵画のような色彩、、、この自然の色を捉えた写真家の魂を思います。
茜色でしょうか、私の好きな色のひとつです。