戦地で劇団を作り、兵士を鼓舞し続けた男・・・9月16日の高橋源一郎の飛ぶ教室
加東大介さんと言えば、沢村貞子さんの弟。長門裕之さんや津川雅彦さんの叔父さん。
「羅生門」「七人の侍」「用心棒」など黒沢監督映画に出演していて、
眉が太く目玉をぐりぐりさせる俳優さんだったと記憶しています。
その加東大介さんは、1943年(昭和18年)に召集されて、衛生兵としてニューギニア戦線に。
その時、傷病兵を慰める(鼓舞する)ために、劇団を作るように言われた。
その記録が「南の島に雪が降る」に残された。
”舞台に降る雪”を見た東北など北国を故郷とする兵士たちみんな、泣いた。
いつもなら、幕が上がり拍手が起こるはずなのに、しーんとしている会場。
みんな泣いていた。。。。。。。。。(私たちはその光景を想像する)
どんなに兵士たちが、その演劇を見ることを喜びとし、生きる励みとしたかを
今回の紹介で知りました。
芸術・・・文学、音楽、絵画、演劇が、人が生きるうえでどんなに大事か。
文明とは、科学技術が発達することだけではなく、芸術が育まれていくことでもある。
悲惨な戦争のあと、たくさんの文学をはじめとする芸術があらわれる。
人は苦しみから学ぶ、学ばなければ成長もないし、悟り=真理を知る、、こともないのかなあ・・・と思ったりします。
苦しい時、わたしを呼べ・・・と言ってくださる神様・イエス様に寄りすがりつつ、希望を失わずに生きていきたいですね。
大地と大空、、、守られる (よしみさんからお借りしました)
北海道へ、行きたいなあ。