風の詩(kazenouta)2

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100年前 日本の商船「東慶丸」が エーゲ海で800人の難民を助けたこと

2024-12-01 14:06:09 | キリスト教会
昨夜、友人のOさんが、YouTubeを送ってくれました。
それは、日本ではほとんど知られていない
多くの難民を救った船長のお話。

1922年9月エーゲ海を望む港町スミルナ(現イズミル)
ギリシャとトルコの闘いで
難民になったアルメニア人やギリシャ人
800人を救った
日本の商船・東慶丸、
日比左三船長
 彼の家族は、ギリシャ正教徒で、
 愛知県知多半田市に住んでいたらしい

トルコ軍を恐れた他の国の船は
どこも難民を助けようとしない。

しかし人道主義の立場にたった
日比左三船長は、目の前にいる難民800名の命を救うため
貨物船にある積み荷を、海に投げ捨てて、場所を作った。

積み荷の損失はまた補うことができるが
この人たちの命は、失ったらもう戻ってこないのだと
船員たちを説き伏せた。

自己犠牲、、、という言葉を口にするのは簡単ですが
それを行うことが出来る人は少ない。

本当の勇気とは、決断すべきときに、利益を捨ててでも
善いと思うことが出来ること。

ギリシャ人の映画監督 ザホス・サモラダスさんは
難民の子孫の人たちに伝えられている
この物語を知って、深く感銘を受け
「TOKEI MARU」というアニメを作ったそうです。

杉原千畝さんのことは、知っていましたが
この日比左三さんのことは、知りませんでした。
 また、樋口季一郎さんのことも知りませんでした。

本当に偉大な人は、人の命を救う。


 NHK国際ニュースナビからお借りしました

  聖書にもその名がでてくるスミルナ(教会)

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