小学生の時からの大親友Yちゃんのご主人が
2月に亡くなりました。
肺がんから中脾腫で。
FM局に勤めておられて
かなりのマニアックな音楽好き。
若い時に、お宅を訪ねた時
当時としてはまだあまり普及していなかった
バッハの時代の古楽器による演奏を
レコードで聴かせてくださいました。
家を建て替えて2階3階は長男の家族が住むことに。
自分の部屋の音響をよくするために、
最期まで資材や機材を揃えておられたらしい。
でもそこでレコードを聴くことは叶わなかった。
娘さんと相談して、
自分の好きな音楽を選曲したCDを作っておられたようです。
ジュピターから始まって、ブランデンブルク協奏曲、、、、
最後はエロイカ=ベートーベンの交響曲第3番「英雄」
息が苦しく話すことができなくなって筆談で
「ベートーベンのもとへ」が最後の言葉。
ご本人の希望の通りに、音楽葬で送られた。
美しい調べが流れるお葬式を想像しています。
苦しみから解かれ、平安な眠りにつかれました。
Yちゃんとご家族の上に、
慰めと心の癒しがありますように祈ります。

我が家の百合の花を手向けます