☜ 2017年ハウス早熟栽培4月29日播き
今日も一日天気予報ほどには気温が上がらず、一日中晴れたり曇ったりの状況となりました。風そのものもさほど強くならず、育苗管理ハウスの管理としては、すべて全開状態で30℃まで上昇したものの、それ以上には上がらず、午後には逆に下がり気味となりました。
現在の作業の中で、なかなか思うように進まず、ひとつ止め、二つ止めが多い中で、現状の育苗管理ハウスについては、今日のハウス早熟栽培の委託育苗の穂木の播種が最後となりました。
今回の播種については、Cell成型Tray200穴Cellで、使用培土は与作N150(ジェイカムアグリ)を使用。Cell成型Trayへの培土充填については、一昨日夕方に行い、天候次第では昨日予定の予定を今日に変更しました。
今回の天候については、台木かぼちゃ「ときわGTーⅡ」の発芽不揃いが影響ですが、3月播きの際にも不揃いがあり、今Season早熟栽培の4作育苗の中で、3月1作目と今作4作目が影響があり、実際のところ、地温設定の30℃通しでは発芽が揃うものの、軸の徒長などがあるために、この管理方法がどの程度が一番いいのかは難しい所があります。
更には、日中の気温の変化や天候のバラつきがかなりの変化になり、1作目と今4作目については、気温の最低がかなり低く来ていて、地温設定は日中30℃は確保できていますが、2作目や3作目のように、日中の 気温上昇がかなりあるために、これらのバラつきもあります。
第一作目についても最終の96.9%程度まで上昇していて、育苗勢率については、実際のところ台木播種から接ぎ木まで12日経過しています。今Season4作目についても第一作目と同様にバラつきはあるものの、台木かぼちゃ播種後穂木播種の変更や育苗管理、更には接ぎ木までの温度変更などの調整で、9日から10日までには接ぎ木を完了の計画としています。実際のところ、他の作業や私自身への作業の影響も挟まっていて、温度変更や気象変更も含めて一番いい状態の中での接ぎ木作業としてゆきたいです。
現在のPotへの育苗培土充填の際や、Cell成型Trayへの培土充填については、馴らしヘラの寝かし方にも抑え方や削り方で、培土の充填方法がかなり違います。更には僅かですが、培土量の多少がかなり変化しますから、無理に減らわず、無理に押し込まない方法で一番いい状態で充填としています。潅水する際や底面吸水の際での吸水状態がかなり違いますから、今後も更なる努力をしてゆきたいです。
☜ 4月29日播き・・・「ときわGTーⅡ」 現状の発芽勢率77.9%
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