日々の事 暮らしの事

気の向くままに 書き綴っています。

ゴーンベイビーゴーン

2010年03月12日 07時43分32秒 | 日記
ネットでの評価が高い作品だったので TSUTAYAで借りてきてみましたが
とてもいい映画を久しぶりに見ました。

最初は単なる誘拐事件のサスペンスかと思いきや その後、物語は
二転、三転します。

結局最後は 何が正しかったのか 観客に問いかけながら終わってしまいます。

まず、何が正しかったかは 永遠に答えは出ないでしょう。

主人公は自分の正義を守るために自らの行動を正当化しています。

正義とは何か?

主人公が最後に誘拐された母親と話すシーンは 一つ一つが痛々しいです。
誘拐された子どもとソファーに一緒に座るラストシーンは 今にも主人公が崩れ落ちそうで
心が痛みます。ただ正しい事をしたんだという心が主人公を支えています。

冒頭の主人公が神父に正義とは何かと問いかけるナレーションがありますが
漠然とした答えしか返ってこないところが考えさせられますね。

結局登場人物は 子どもの幸せを考えて 自分達の正義を貫いたわけです。悪人はいません。

子どもの幸せとは何か?

果たして 子どもの考える幸せと 親の描く幸せは 一致するのか?

おいらだったら主人公の彼女の考えに賛成です。

まあ、いい映画でした。 日本未公開とは信じられませんね。
コメント
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