窯元日記復活

半蔵門ミュージアムで『特集展示 大和路の仏にであう ―奈良に生きた写真家・永野太造と仏像写真』

奈良国立博物館の敷地内にある茶店は「永野鹿鳴荘」をご存知でしょうか。岩波の『奈良六大寺大観』や『大和古寺大観』の写真を担当した永野太造のお店でした。東京の半蔵門ミュージアムで『特集展示 大和路の仏にであう ―奈良に生きた写真家・永野太造と仏像写真』3月4日(水)~6月14日(日)が行われています。
奈良では以前帝塚山大学が中心となって展示会を行われたのですが、期間が短かったので、見ることができませんでした。東京に行けたら見たいですが・・。

館のHPから→ 永野太造(1922-90年)は、奈良文化財研究所の調査に同行するなどして、全国各地の仏像を含む多くの文化財を撮影し、功績を残した写真家です。終戦後、伯父から継いだ永野鹿鳴荘を拠点に、独学で写真技術を習得した永野は、調査研究のための写真を撮り続けました。その作品からは、永野独自の仏像へのまなざしを感じることができます。
 2015年、奈良県・帝塚山大学は、この永野が撮影した6,934枚のガラス乾板の寄贈を受けました。今回展示するのは、50点の高精細デジタル画像による大和路の仏像写真です。奈良に生きた写真家・永野太造の仏像写真をとおして、永野がとらえ続けてきた“大和路の仏”を辿ります。
主催/帝塚山大学、半蔵門ミュージアム
平成29年度採択文部科学省私立大学研究ブランディング事業
                            「帝塚山プラットフォームの構築による学際的奈良学研究の推進」
                            後援/奈良県

永野太造プロフィール

1922年、大阪市生まれ。
                        第二次世界大戦後、「永野鹿鳴荘」(奈良国立博物館の敷地内にある茶店兼物販所)を継ぎ、独学で写真を撮り始める。
1952年、奈良文化財研究所美術工芸室の調査に参加し、文化財を撮影。
1957年、「世界観光ポスター展」で「奈良大和路仏像ポスター」(東大寺月光菩薩像)が最優秀賞を受賞。
1970年代、『奈良六大寺大観』西大寺、『大和古寺大観』浄瑠璃寺や不退寺(ともに岩波書店)の写真を担当。
1990年、68歳で死去。





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