さぽーと・けあぺん(就労継続支援B型事業所 兵庫県丹波篠山市)

地域の方々と関わりながら、障がい者の方々と一緒に働き事業所を楽しみながら育てて行く日々のお話しブログです。

40年以上ぶりのお雛様

2019-03-06 08:49:20 | 介護、福祉

2月中旬に終わった実家の引っ越しは、メチャクチャ大変でした。(^_^;))

なにせ、40年以上分のゴミ、ゴミ、ゴミ。( ;∀;)

2週間の間に持ち込みゴミに通った西宮市のゴミ処理センターの予約電話の方々にも覚えて頂いた位、

1日に行った回数は、半端なかったと思う。

実家の整理をしながら、これ、ほんまに終われる?と思うほどのゴミ。

不思議なのは、父親や母親の性格や癖がタンスや押し入れから荷物を出すとわかった事。

父親は、ガムテープが万能修理役と思っていたのか、すべての物に何故かガムテープが張られていた。

外にある収納倉庫は、防水をこころみたのか、ガムテープが屋根部分にびっしり張られてたり、

阪神大震災から以降、地震で剥がれる土壁に所々張られたり。

それと小分けは、決まってスーパーのビニール袋。

何重にも入れられた袋の中から出てきたのは、家の修理に使った釘とか、手紙、給料明細。

家族に見られたら困ると思ってたのか、中には、どうでもいいような物まで何重にも袋詰め。

お父さん、頼むから袋詰めやめてほしかったわ。

ゴミ処理場は、分別が厳しく(当たり前ですが)持ち込み初日に箱に入ってる食器を箱のまま捨てようとして注意されてしまい、

それから全部中身をチェックしながらの作業でかなり時間がかかりました。(^_^;))

母親は、母親でお菓子など頂き物のから箱を取っておき、その中にその時側にあるものを入れて整理したつもりだったようで、

とにかく箱のオンパレードでした。(^_^;))いちいち箱を開けての中身チェック。

手芸が好きな母親は、箱の中に必ずカギ針、棒針、縫い針がバラバラに入れてあり、

箱を開けるたびに入ってる。あーお母さん、処分した針だけで店出来る。( ;∀;)

ひどい時には、箱を開けるとまた、箱。そのなかもまた箱。(箱のマトリョーシカか!!と叫びました)

母親は、私の小言を聞きながら、その箱の山達をせっせと小さく潰してくれてました。

押し入れからは、よくもこれだけ入ってたと感心するほどの昭和の品物が。

そして、阪神大震災以後行方不明だった私のお雛様に再会しました。

狭い団地住まいをしていた頃に買ったそうで、小さいサイズです。

子どもの頃は、友達の大きな段飾りのお雛様が羨ましいと思っていました。

箱から出すと丁寧に紙で被われていて、母親の愛情を感じました。

大変だったけど、私達家族の歴史を感じた断捨離でした。

お金になるようなお宝は、全く見つからず、ただひとつ、ステレオを購入した際にもらった ビクター犬の置物。

いつか、ネットのオークションに出してみようかな?やり方わかんないけど。

息子に迷惑かけないように私も早く終活兼ねて断捨離しないと。