キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

『「死」を子供に教える』(中公新書)

2005-11-08 01:39:40 | 日記
三宅島ダイビングで1本お休みした開いた時間で『「死」を子供に教える』(中公新書)を読む。

プール際の椅子に座りながらコーヒーの見ながら読書と、ちょっとリゾート気分。
しかし、読んでいる本は『「死」を子供に教える』(中公新書)。大変考えさせられる内容。しかし、自然の中で読むとすんなり考えがまとまるかも。

デス・エデュケーションの問題。子供達の現状を考えると、早急に教育の現場に持ち込む必要があると思います。教育のマニュアルを作っても!
しかし、下手に「死」に興味を与えると、大変な事になるような気もします。

まずは、現役の先生達を教育するための支援制度の充実、そしてもっと切実なのは、教育学部にデス・エデュケーションの単位を必須科目とすることでしょう。いや、教育課程だけでなく、すべての生徒の必須科目にする必要があると思います。
最近のニュースを見ていると、親自体への教育が重要だと思う。

子供は感受性が豊かなので、きちんと導いたり、いろんなことを体験する機会さえあれば、変わる事が出来ると思います。しかし、親になる世代になって変えることは難しいと思います。「死」を子供に教える、前に大人に、そして親にきちんと教えることが(考える機会を与える事が)重要だと思いました。

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