荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

こたつの巻。

2014年10月08日 | 華麗な生活に極めたシンプルを
僕がガキの頃は東京の冬は寒かったものです。

単純に気温が現在より低かった事もありますが、家屋の気密性が悪かった事や暖房器具のスペックが低かった事も理由に挙げられます。

現在、僕はマンションに標準装備されているエアコンのみで過ごしています。

元来の暑がりですので暖房器具はそれで十分です。

一時、電気式暖炉が欲しくなりましたが、その後病膏肓に入る事もなく妙な消費をせずに済みました。

あくまで今のところの話ですので、今後どうなるか分かりませんが。

さて、インテリアにある程度興味があるヒトの中に、こたつを使用してるヒトっているんでしょうか。

こないだマリメッコ柄のこたつ布団をネットで見かけ、笑ってしまいました。

フィンランド人が見たら『なんじゃ~こりゃ~!』とサプライズしてしまう事でしょう。



昔の仲間が、ある金持ちから依頼を受けたのが、こたつの天板柄をマリメッコにしたい、というものでした。

そいつは基本、仕事は断らないのでその依頼を受けました。

なかなかチャレンジャーです。

それにしても、金持ち=センスがある、とはつくづくならないんですねぇ・・・。

別にこたつを揶揄しているわけではありません。

僕も大昔は実家でこたつに首まで潜っていましたから。

ただし、やっぱ和室なんですよ。

こたつは和室。

洋室にこたつがあると、インテリア屋としてはもの凄ぇ違和感を感じるんです。

ハッキリ言って『洋室にこたつ』なんて事やってたら、100年経とうが200年経とうがヨーロッパに近づけません。

『近づけなくていいよ!このヨーロッパかぶれ!』とか言うヤツがいたら、洋室に住まなきゃいいのに。

ジンガイの真似して生きてんじゃねぇか。

スパゲティの事【パスタ】とか呼んでるんだろ?どうせ。

スパゲティ食う時、スプーン使うんだろ?どうせ。

半端なジンガイかぶれになってんのはテメーじゃねぇか。

てかジンガイはスパゲティ食う時、スプーン使わねぇよ。



・・・ことほど左様に、こたつひとつ使用するのにも結構インテリア的には問題になるって事であります。

勝手に送られて来るdinosを眺めていますと、存外こたつ需要ってあるんだなぁ、と感心します。

ニッポンはホント広いよなぁ・・・。

つくづく、お金=センスとはならんのですね。



本日の処分品。


ポータブルテレビのリモコン。購入後ソッコーで壊れました。


いったい何年履いたのだろう。さすがに処分。


かすれたサインペン・自転車乗車時裾をまとめるテープ・ホッチキスの針・デキャンティングポアラー。