荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ツイン・ピークスの巻。

2014年10月13日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
いろんなヒトがいるもんです。

先日、近所の喜多方ラーメンに昼飯を食いに行ったんです。

隣にデブなババアがひとり座って注文を待っていました。

で、店員が来て、ババアが何を頼んだかと言いますと

【チャーシュー麺の麺抜き】なんです。

ランチサービスとして半ライスが付くんですが、それはなぜか頼んでました。

どうやらカロリー云々に立脚した思考ではなさそうです。

いやぁ、驚いてババアの顔をマジマジと眺めちゃいました。



閑話休題。

いやぁ、ちょいと驚きました。

米ドラマ【ツイン・ピークス】が25年振りに復活するらしいじゃないですか。

狂喜乱舞するほどのインパクトではないのですが『へー、またやるんだー、すげーなー』くらいの喜びはあります。

当時、WOWOWで全作品観ていましたし、映画版も劇場に観に行きました。

劇中BGMのCDや関連書籍もだいたい購入しております。

それどころか、JTBが企画した【ツイン・ピークス ツアー】なるものに参加しようとすらしました。

ハタから見りゃ、ドはまりな感じだったんでしょうけど、先に挙げた様にそれほどのインパクトを感じないのは、ひとえにお話がよく分かんないからです。

あの世界観は大好きなんですよ。

フツーならお話がちょっと分かんなくても、世界観を楽しめば十分ドラマなんて観られます。

しかしながら、そこはキ印の誉れ高いデヴィッド・リンチ。

結局なにがなんだか・・・という事に終始しました。

あれから四半世紀。リンチも歳ですからマイルドな作品を創って頂きたいですね。



テレ朝系で放映されていたオダギリジョー主演の【時効警察】が大好きだったので、その延長線的に製作された【熱海の捜査官】も当然観ました。

こりゃダメでした。

【ツイン・ピークス】そっくり。

【時効警察】と同様の、真面目に下らないドラマ作りを期待したんですがねぇ。

ま、パクリってよりはオマージュって感じではありましたが。

まことに残念です。



この春は3本もドラマ出演作があったオダギリジョー。

確かにこのヒトにしか出来ないお芝居ってありますもんね。


【アリスの棘】


【リバースエッジ 大川端探偵社】


【極悪がんぼ】

良い役者さんだと思います。