朝は湯の湖を少し散歩した。
朝もやけむる湯の湖は涼しくてずっと居たい気分だったが、泣く泣くいろは坂を下り「日光東照宮」に向かった。
まだ早い時間だったので、駐車場は空いていたが正面の駐車場は高さ制限があり入れない。係りの人が来て向かいにある駐車場に案内された。
長さが5mまでは500円でそれ以上は1000円、私のZIL520は名前の通り5m20㎝(正確には5m17㎝)あるのだが、おまけしてもらって500円で止める事が出来た。
地下道を通り、階段を上った所に券売所があり、数箇所に分かれた券とセットの券になっていて値段は1300円だったと思う。
広い砂利道を通って「石鳥居」を潜り「表門」に出る。ここで最初の券を出して「三神庫」に出た。この「三神庫」(さんじんこ)は上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫と言い、この中には春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められているらしい。
その向かいには「神厩舎」(しんきゅうしゃ)があり、ご神馬をつなぐ厩(うまや)で、有名な「三猿」の彫刻がある。猿は馬を守るとされていて、他にも猿の彫刻があり室町時代までは、厩に猿を飼うしゅうかんがあったそうだ。
三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)は幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいいという教えらしいが、有名な割りに余りにも小さい彫刻で、言われないとどこにあるか分からない位だ。
「御水舎」(おみずや)のある直角に曲がった石畳の一箇所に「パワースポット」があるらしく、「御水舎」の先にある鳥居の中に「陽明門」(ようめいもん)がすっぽり収まる位置がそうらしく、先日TVで「嵐」のメンバーが来ていたそうだ。
その「パワースポット」でパワーを溜めて(笑) 「陽明門」(ようめいもん)に向かった。
「陽明門」(ようめいもん)は、一日中見ていてもあきないことから「日暮らし門」とも呼ばれ、東照宮を代表する建物で、500を超える彫刻の数々が見事。
柱の一つの彫刻が逆になっていて「魔除けの逆柱」と呼ばれ、柱の模様自体に魔よけ効果があるらしいのだが、逆にするとパワー倍増なのだとか・・・ 小学生の時に来た時は完璧すぎる物は縁起が悪いので、一本だけ逆にしたと聞いたのだが、聞き間違いだったようだ。
残念ながら「唐門」(からもん)は修復中で、足場が架かりすべてを見ることが出来なくなっていた。
「坂下門」の所で、チケットを出して「坂下門」の下にある「眠り猫」を見学。 「眠り猫」は、前足をしっかりと踏ん張っている事から、実は家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして(裏で雀が舞っていても)「猫も寝るほどの平和」を表しているのだが、どうでも良い話だ。
「坂下門」を潜ると、門の名前の通り上り坂が続き、長い階段になってる。ハアハア言いながら「奥宮」(おくみや)に到着。至る所にお守りやお札が売っているのだが、ここにもあり「奥宮」限定の物になってる。ここまで来たのだから買って行きたい気分だったが、ちょっと高いのでやめた。あと自販機ではお茶だけが売られている、このお茶も値段が高くなっている、階段を上って疲れ喉が渇いた所に値段の高いお茶・・・ 中々あくどい商売だ。
「奥社宝塔」(おくしゃほうとう)には、家康公の神柩が収められていて、建立以来、一度も開けられたことがない。「神柩」とは遺骸の事なのだが、本当にあるかは怪しい、75才で亡くなり、その亡骸は駿府の久能山に葬られたのに、一年後移動したらしいのだが、昔は土葬でしょ? 遺骸はミイラ? それとも一年で骨に? すっきりしないが一応拝んできた。
「奥社宝塔」の裏に折れて枯れた杉があり、根元にはしめ縄が巻かれ、賽銭箱が置かれている。 ガイド等には乗っていなかったが「叶杉」と呼ばれ、拝むと願いが叶うのだ。
また、長い階段をくだり(この階段苔むして濡れているので凄く滑る)本殿まで戻ると「祈祷殿」(きとうでん)では結婚式が行われていた。東照宮で結婚式なんて素晴らしい! 良い記念になりそうだが、一般の人でも出来るのかな? 私たち夫婦は結婚式はしていないので、どうせならこんな所でして見たい。
御本社(ごほんしゃ)の「拝殿」を拝んで、「陽明門」を潜り、階段を下りて右を見ると「本地堂」が見える。ここで 最期のチケットを渡し中に入る。
中には有名な「鳴竜」があり、34枚のヒノキの天井板に、縦6メートル、横15メートルの竜の絵が描かれていて、その絵の下で手を叩くと木霊の様に反響するのだが、人手ごった返していて「東照宮」では、ここが一番混んでいた。
小学生の頃来た時には一人づつ手を叩いて「パチッ」と言う音が返ってきたが、今は30人位詰め込まれて、住持が拍子木を叩くようになっていた。 音も「パチッ」と言う音ではなく、鈴を転がしたような「チリリリ」と言った音で、こちらの方が不思議感があり良いのだが、出口では同じ音が鳴る鈴が1000円で売られていた。
全部回った所で、外に出て「日光茶屋」で昼食をとった。 本当はここで食べるつもりは無かったが、中でお姉さんが蕎麦を打っていて、それがなんとも美味しそうでそこで食べてしまった。
予想通りに美味しい蕎麦や饅頭でお腹一杯になって、車に戻り日光を後にした。
東照宮は小学生の修学旅行で来て以来だったが、神聖な空気に触れてリフレッシュできた気分だった。
今回来た「江戸村」も「東照宮」も馬鹿にして来ない所でいた所だが、どちらも楽しめた所で、また訪れたいと思う。
朝もやけむる湯の湖は涼しくてずっと居たい気分だったが、泣く泣くいろは坂を下り「日光東照宮」に向かった。
まだ早い時間だったので、駐車場は空いていたが正面の駐車場は高さ制限があり入れない。係りの人が来て向かいにある駐車場に案内された。
長さが5mまでは500円でそれ以上は1000円、私のZIL520は名前の通り5m20㎝(正確には5m17㎝)あるのだが、おまけしてもらって500円で止める事が出来た。
地下道を通り、階段を上った所に券売所があり、数箇所に分かれた券とセットの券になっていて値段は1300円だったと思う。
広い砂利道を通って「石鳥居」を潜り「表門」に出る。ここで最初の券を出して「三神庫」に出た。この「三神庫」(さんじんこ)は上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫と言い、この中には春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められているらしい。
その向かいには「神厩舎」(しんきゅうしゃ)があり、ご神馬をつなぐ厩(うまや)で、有名な「三猿」の彫刻がある。猿は馬を守るとされていて、他にも猿の彫刻があり室町時代までは、厩に猿を飼うしゅうかんがあったそうだ。
三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)は幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいいという教えらしいが、有名な割りに余りにも小さい彫刻で、言われないとどこにあるか分からない位だ。
「御水舎」(おみずや)のある直角に曲がった石畳の一箇所に「パワースポット」があるらしく、「御水舎」の先にある鳥居の中に「陽明門」(ようめいもん)がすっぽり収まる位置がそうらしく、先日TVで「嵐」のメンバーが来ていたそうだ。
その「パワースポット」でパワーを溜めて(笑) 「陽明門」(ようめいもん)に向かった。
「陽明門」(ようめいもん)は、一日中見ていてもあきないことから「日暮らし門」とも呼ばれ、東照宮を代表する建物で、500を超える彫刻の数々が見事。
柱の一つの彫刻が逆になっていて「魔除けの逆柱」と呼ばれ、柱の模様自体に魔よけ効果があるらしいのだが、逆にするとパワー倍増なのだとか・・・ 小学生の時に来た時は完璧すぎる物は縁起が悪いので、一本だけ逆にしたと聞いたのだが、聞き間違いだったようだ。
残念ながら「唐門」(からもん)は修復中で、足場が架かりすべてを見ることが出来なくなっていた。
「坂下門」の所で、チケットを出して「坂下門」の下にある「眠り猫」を見学。 「眠り猫」は、前足をしっかりと踏ん張っている事から、実は家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして(裏で雀が舞っていても)「猫も寝るほどの平和」を表しているのだが、どうでも良い話だ。
「坂下門」を潜ると、門の名前の通り上り坂が続き、長い階段になってる。ハアハア言いながら「奥宮」(おくみや)に到着。至る所にお守りやお札が売っているのだが、ここにもあり「奥宮」限定の物になってる。ここまで来たのだから買って行きたい気分だったが、ちょっと高いのでやめた。あと自販機ではお茶だけが売られている、このお茶も値段が高くなっている、階段を上って疲れ喉が渇いた所に値段の高いお茶・・・ 中々あくどい商売だ。
「奥社宝塔」(おくしゃほうとう)には、家康公の神柩が収められていて、建立以来、一度も開けられたことがない。「神柩」とは遺骸の事なのだが、本当にあるかは怪しい、75才で亡くなり、その亡骸は駿府の久能山に葬られたのに、一年後移動したらしいのだが、昔は土葬でしょ? 遺骸はミイラ? それとも一年で骨に? すっきりしないが一応拝んできた。
「奥社宝塔」の裏に折れて枯れた杉があり、根元にはしめ縄が巻かれ、賽銭箱が置かれている。 ガイド等には乗っていなかったが「叶杉」と呼ばれ、拝むと願いが叶うのだ。
また、長い階段をくだり(この階段苔むして濡れているので凄く滑る)本殿まで戻ると「祈祷殿」(きとうでん)では結婚式が行われていた。東照宮で結婚式なんて素晴らしい! 良い記念になりそうだが、一般の人でも出来るのかな? 私たち夫婦は結婚式はしていないので、どうせならこんな所でして見たい。
御本社(ごほんしゃ)の「拝殿」を拝んで、「陽明門」を潜り、階段を下りて右を見ると「本地堂」が見える。ここで 最期のチケットを渡し中に入る。
中には有名な「鳴竜」があり、34枚のヒノキの天井板に、縦6メートル、横15メートルの竜の絵が描かれていて、その絵の下で手を叩くと木霊の様に反響するのだが、人手ごった返していて「東照宮」では、ここが一番混んでいた。
小学生の頃来た時には一人づつ手を叩いて「パチッ」と言う音が返ってきたが、今は30人位詰め込まれて、住持が拍子木を叩くようになっていた。 音も「パチッ」と言う音ではなく、鈴を転がしたような「チリリリ」と言った音で、こちらの方が不思議感があり良いのだが、出口では同じ音が鳴る鈴が1000円で売られていた。
全部回った所で、外に出て「日光茶屋」で昼食をとった。 本当はここで食べるつもりは無かったが、中でお姉さんが蕎麦を打っていて、それがなんとも美味しそうでそこで食べてしまった。
予想通りに美味しい蕎麦や饅頭でお腹一杯になって、車に戻り日光を後にした。
東照宮は小学生の修学旅行で来て以来だったが、神聖な空気に触れてリフレッシュできた気分だった。
今回来た「江戸村」も「東照宮」も馬鹿にして来ない所でいた所だが、どちらも楽しめた所で、また訪れたいと思う。