以心伝心 from Bolivia

青年海外協力隊として2年間、ボリビアの小学校で活動。

そこに立つ木

2011年07月31日 | 日記


そこにぽつんと立つ木は

小鳥や虫とは上手にお話しできないけど

ただ風にゆられ

少しの栄養を大地からもらって

わたしはここにいるよと囁いている

比べることもなく

大きなことは何もせずとも

ただそこにいるだけで

自分らしさをもとうと語りかける

そこにぽつんと立つ木は

ぽつんとだけれど

自分の足で立っている

GReeeNやばい!!!!

2011年07月26日 | 日記
                


ウイルスにやられて若干の脈を残したパソコンから、せっせと曲の救命作業を

やっていました。

そして久々に聞いたGReeeN。即熱唱。大音量で熱唱!!

「遥か」という曲は、今のわたしの応援歌です!

カラカラの土が久々の恵みの雨をぐんぐん吸うように、欲しがっていた心に

染み入ってきます。

曲って聴く人によってその人の人生に重ねて、その風景を胸に描いてしまいま

すよね。しみじみ・・・。じーん・・・。じわわー。

わたしはいつも18時ごろ、一人で山々がぐんと見渡せる場所に行き、夕日を

眺めます。

基本的に標高が高いので、山に登る必要はないです。

ちょっと見晴らしのよいところにいけば、山々が一同に挨拶をしてくれます。

山際に沈んでいく夕日を見ながら、自分自身と会話し、自然に問いかけます。

スペイン語に必死なプロフェKeikoが、いつもの五嶋恵子に戻ります。

人は、弱くてもろいものです。

昨日まで確かだと思っていたものが、今日はそうじゃなかったりする。

そういうとき、いつも後悔をしたくなくて進んでいる自分なのに、後悔をして

います。

「ああそんなもんだ」と弱い自分を認めたとき、自分を否定せずに、おもいを

大事にしながらやっと、やっと、やっと前に進むことができます。

それをこれまでも何度となく繰り返してきました。

来年復帰するときには、浦島恵子になってるかもしれません。

けれど1年8ヶ月の旅路は、時代に置いていかれたにんげんになったのではな

く、小さなものを見つめることのできるにんげんになっている、

そう思いたい。

やわらかい表情と心で。

ボリビアから見ると、日本はとても賢い国です。そして我慢強く、努力の国。

やっぱりすごい。けれど、時間に余裕をもって必ず家族で集まってごはんを食

べたり、おばかなほど無邪気な子どもの子どもらしい姿をボリビアで見ると微

笑ましく、日本でも大事にしたいものがたくさんあるような気がします。

帰ってからのわたしは、日本で何ができるだろう。

自分の経験を、どう伝えるか。わたしは伝えるのがうまくありません。

先生でもね、正直大人に伝えるのは苦手です。

でも、伝えたいなと思います。

自分らしい伝え方で、自分の心を通して見たものを素直に。

ある意味、いまは時間をたっぷりいただいています。

だからじっくり考えたい。

今日も一日が終わります。太陽が月にタッチし、輝きを譲り合うとき。

すべての人に、「ごくろうさま。」