以心伝心 from Bolivia

青年海外協力隊として2年間、ボリビアの小学校で活動。

続・夏休みの思い出

2012年01月25日 | 日記
12月26日。

昨日は部屋でおしゃべりをしながら、ゆっくりとくつろいだ。

お土産に持ってきてくれた長浜ラーメンと抹茶オレは、わたしにとって最高の

ご馳走だった。心も体もほっと温まった。

丸1日体を休めたので、史ちゃんの高山病もひどくならずにすんだ。

さぁ今日はウユニに向けて再び4000mの空港へ。

1週間しかいられないことと体調のことを考えて、飛行機でウユニまで行くこ

とにした。

ちょっと早いけど、もしかしたら水の張った鏡の世界が見られるんじゃない

かって期待を抱きながら。

飛行機は、19人乗り。片道120ドルという高い金額は、もちろん外国人し

か乗れない。そして、乗客のほとんどが日本人だった。

バスで13時間ぐらいかかる道のりが、たったの1時間ちょっとで行けちゃう

んだから、飛行機恐るべし。

着いてからは、旅行会社で働いている友達のジョバンニのいとこがやっている

ツアーに参加することになっていた。

空港まで迎えにきてもらい、そこからいったんウユニの町に入る。

少しトイレ休憩をしてから、水とお菓子を買い込み四駆のバンに乗り込んだ。

メンバーは、わたしたち日本人にアルゼンチンのカップル、韓国の大学生、

ブラジルのおじちゃん、ブラジルの女の子の7人。この二人はたぶん親子。

韓国の大学生は、英語で話してくるのでとても困った。

なぜなら、ボリビアに来てから英語が全く話せなくなってしまったのだ。

スペイン語を英語に変えながら、会話をした。

K-POPの話題から韓国で流行っている女子の整形など。

整形がエステ感覚だということを知った。

中でも仲良くなったのは、やっぱりアルゼンチンのカップルだった。
                
                                
スペイン語であるということもあるけど、彼らはノリがとてもよかった。
                
途中の鉄道の墓場で写真を取り合ったりして、楽しんだ。
 
                
               いえい!!元気な史ちゃん。
                
               ぐったり。高地ではしゃぎすぎた史ちゃん。

約2時間。標高約4200mのウユニ塩湖へ到着。

期待していた水は張っていなかったけど、史ちゃんはとても感動してくれた。

ボリビアのことを褒めてもらうと、なんだか「えっへん」な気分になる。

同時に外国の人に日本のことを褒めてもらったときもそうだ。
                 
                塩のホテル横で昼食。隣がブラジル人親子

   塩湖の遊び方。
                 
                 旅人のチャリで走り回る。
                 
                 バオパブの木にぶらさがってみる。
                 
                 恐竜と戦ってみる。完敗!

もしウユニ塩湖に学校があったら、昼休みはかくれんぼはできないけど、ひた

すら耐久おにごっこやチャリンコレースなんて楽しそう。

行事ではきっとおもしろ写真展、塩の彫刻展、塩を使った料理コンテストなど

を企画するだろう。2月には、水の張った塩湖でキャンプをしたい。

鏡に映る星空を見ながら、遅くまで語り合うのだ。

時計はいらない。地平線に沈む夕日と共に、家に帰る。

塩でできた教室。塩でできた椅子に机。明るすぎて電気はいらない。

おやつはじゃがいもをスライスして揚げたポテトチップスに、お好みでその辺

の塩を。

あー考えただけで楽しそう。

最近思うのだが、塩湖に匹敵する日本代表はガタリンピックじゃないかと思う。

修学旅行で参加したことがあるが、あれは最強の遊び場。

記念写真は、誰だか分からない。

福岡の小学校、ぜひハウステンボスじゃなくてガタリンピックに!

あんな遊びが近くにあって楽しめないのは、人生の後悔とまで思ってしまう今

日この頃。

そして。蝋燭で夕食をとり、人々と語り合いながらウユニの夜は更けていった

のでした。

夏休みの思い出

2012年01月23日 | 日記
夏休みもいよいよ終盤。

友達との思い出を日記に綴ってみようと思います~。

12月25日。

エルアルトの空港に史ちゃんを迎えにいく。標高は、ナナント4000m。

世界一高い空港だ。到着ゲートから続々と人が出てきた。

みんな久しぶりの再会みたいで、嬉しそうな顔で抱き合っていた。そんな姿を

見ていたら、なんだかうるうるしちゃった。史ちゃんと会うのは3年ぶり。

ドキドキしながら到着ゲートを見つめていたら、史ちゃん登場。

思いっきり抱きしめた。史ちゃん、来てくれてありがとう。

史ちゃんはその後、田舎へ遊びに来たときのお婆ちゃんみたいな歓迎ぶりで嬉

しかったと言っていた。

早速空港のカフェで、カプチーノをのんだ。3年ぶりの再会は、心も会話も弾

んでいた。

だんだん頭が痛くなってきたから早くラパスに降りようということになり、乗

り合いバスに乗り込んだ。その日はあいにくの雨だった。

「手足がしびれだした~」とか「苦しい~」とかぎゃーぎゃー言っている史

ちゃんは、相変わらずの史ちゃんだった。

乗り合いバスを降り、予約していたアパートホテルに到着したけど、電話をい

くらかけても、ドアを叩いても誰も出てこない。

雨はザーザー降るし寒いし、もう他のホテルにしようかどうしようかって途方

に暮れていた。

そんなとき、二人の親子が通った。

「ここのホテル開いてないみたいなんですけど、いつも開いていますか?」

と質問をした。

すると、「開いてるとおもうけどねえ。とりあえず、雨だし家においでよ。

家で休んで考えたらいいじゃない」と誘ってくれた。

なんて優しい親子。そのお言葉に甘え、親子の住むアパートで休憩させても

らった。都会のとても可愛らしいアパートで、わたしたちはお茶をのみながら

ゴロゴロくつろいでいた。
                
                娘さんとわんちゃんとわたし。

                
                史ちゃんも静かに一休み。

                
                本当に親切な親子。

お礼に趣味で作っているピアスをプレゼントした。

その人に似合う感じのピアスを選んで喜んでもらって、私も嬉しかった。

そして、ホテルの人も帰って来たみたいで無事に電話も繋がり、私たちは予約

していたホテルに泊まれることになった。

                 
                 スーパーで材料を買い、キッチンで夕食準備中。

                 
                フランス人がオーナーの居心地がいいアパートホテル。

旅の出発点は人のやさしさをとことん感じ、さぁ明日は、ウユニ塩湖を目指す。

あけましておめでとう

2012年01月09日 | 日記
               

アルパカちゃんから新年のご挨拶。


雨ニモ負ケズ風ニモマケズ 

小サナ笑顔ノ花ガ タクサン咲クヨウニ

残リノ力ヲ フリシボリ 

春ニ向カッテ 進ムノミ

ワタシハ 何モ変ワラズニ

チットモ変ワラズニ 

ワタシノマンマデス

今年ハ日本ニ帰リマス

皆様ヨロシク