私は地球で楽しく遊ぶために生きている

心はいつも鳥のように大空を飛び 空に吹く風のようにどこまでも自由に

最高のおいしさはお金の値段ではない

2021-10-12 13:08:44 | 日記
二十代の頃いつもお金がなかった
学校の授業料、家賃、生活費全般を
アルバイト代だけで賄っていた貧乏生活
でも、私はいつも明るかった
毎日が楽しかった
若かったからか、未来に夢を持てたからなのか?
給料までの一週間キャベツだけの生活が辛くなかった
そして、やっとアルバイト代が入ると
和食屋に行き刺身定食を食べた時は
涙が出る程美味しかったことを思い出す
ピザも、マクドナルドも、回る寿司も
美味しくて、美味しくて
あの頃、食べることが幸せに直結していて笑顔で生きていた
そして年月が過ぎて
余裕が出来た私は有名なホテルのフレンチも
高価な寿司も食べることができるようになった
確かに美味しい・・・
でも、でも、でも
貧乏時代に食べた刺身定食、
走って入店したピザ店のしたたり落ちるチーズの美味さ
最高の感動と美味しさはお金の値段ではない
手を伸ばせばすぐ手にできるものよりも
やっと手に入れた感動程思い出深く記憶に残るものはない
あの時の感動とあの時味わった舌は何物にもかえられない