離陸して、ひたすら上昇し続けるJAL機
大阪都構想は、大阪市を廃止し、複数の「特別区」にするというもの。つまり、府と市の1対1が、1対多数になるということである。市内の区役所のイメージではなく、市の縮小された『町』みたいな物ができるのである。当然、効率が悪くなるのは目に見えている。
堺屋太一という人、どうも打ち上げ花火のように、華々しく大言壮語するわりにあとの始末が悪い気がする。前回の大阪万博では、世界レベルの賢人が知恵を絞って加勢したことで知られるが、今度の大阪万博にその兆しは今のところない。
どんな立派な器を作ろうが、生ける華が無ければただ眺めるだけの器でしかない。
ただただ『走れ!走れ!』と言われて、突っ走っている維新の人たちのはかない妄想に付き合う大阪のおばちゃん、おっちゃんは、吉本の喜劇のつもりで鑑賞しているだけなのだろう。