雨の予想に反して一転日本晴れになった。魚が群れをなして泳ぎ回るので、魚釣りをしていると日本丸がやって来た。21,903トン全長166.65m幅24m定員523名と大型客船の中では小柄な船である。就航が1990年と古いせいか、色がもうひとつパットしないので華やかさに欠ける。もうかれこれ一時間以上歓迎のセレモニーが行われている。炎天下、長い演説の人もいて大変そうだ。午後には出港し、北海道一泊二日の旅で戻ってくる。
貨物船みたいなダサい色は、地元の人曰く二年ほど前に塗り直したようだ。塗ったら直ぐに塗り替える訳にはいかないので、地味を売りにして、地味な航路を開拓していつまでも頑張って欲しい。
釣りは、サバ3匹にガシラ1匹。足の指がないウミネコに上げたが、ちゃんと食べてくれたかは知らない。
大船渡温泉に行く途中、むかごを見つけた。ここの温泉は銭湯並の430円である。ちょっと距離があるのが難だが、自然の海や山を愛でながらのサイクリングもいいものだ。