高級料理で出されるという『タラの芽』を採った。 タラの芽は、日当たりのいい斜面の荒れ地や伐採した跡地に生えているので、 慣れれば誰でも簡単に見つけられる。 根っこの袴と呼ばれる部分を剥ぎ取り、後は天ぷらにして食べる。 フキノトウとタラの芽を天ぷらにして、春を食するこの贅沢は何とも言えないものだ。 近くには大きなワラビが生えていた。 ワラビのあく抜きは、昔は灰でやっていたが今は重曹でやっていると言っていた。