遊園地内に孟宗竹の柵を拵えた。
気になるニュースがあった。韓国首都圏の人口が50%を超えているという。1970年は28.7%だというから凄い勢いだったことが解る。
日本の場合はどうだろうか。1970年は23.0%で、現在は31%弱である。だが、地震列島の国としては非常に心配な状況に違いない。
もう一つ気になるのが出生率である。韓国は、1人の女性が産む合計特殊出生率が0.72だという。日本は1.26で、比較するとまだそこまではというが、少子化は国の一大事となって安穏としている状況ではない。
能登半島地震(M7.6)の規模でも、その被害は深刻な状況である。それが東北大震災(M9.0)クラスの地震が首都圏を襲ったらどうなるのだろうか。国は、最悪の場合、死者はおよそ2万3000人、経済被害は95兆円に達すると想定しているが、そんなんで済むだろうか?巨大な高層ビルが軒を連ねる大都会である。想定を超える被害があってもおかしくない。国としては、危険を煽るべきではないのだろうが、もう少し深刻に考えてもよさそうだと想う。
また、国の財政は、経常収支黒字や国債の受け皿が国内に限られているとして、危機的状況ではないと専門家がみているらしい。何も起こらないという楽観的な極楽とんぼの発想で、GDPの2.5倍でも大丈夫と太鼓判を推せるというのだから笑止千万という声も聞こえてきそうだ。
竹の強さはという答えのひとつに、竹はしなやかに曲がって折れないのは節があるからだという。その節と空洞が相まって強さを発揮しているという意見だ。高度強靭化に立ち向かう日本としては、アスファルトで国土を固める前に、節と空洞についてもう一度考える必要があるのではないかと想うがどうだろうか。