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大国の指導者として22年も君臨続けるロシア大統領のプーチンは、少年のような心を持った人物のようだ。そして、KGBという16年のキャリアが職業病のように付きまとっている。
どうしてエリツインはプーチンを後継指名したのだろうか。恐らくは、身の危険を護るために敢えて秘密警察の力を必要と考えたのだろう。ウクライナの侵略を見ると、プーチンは如何なる時も冷徹で残忍性を持っているように思う。
そんな職業病を持ち合わせながら、写真にみるように、ベラルーシとの会談と仏・独との会談とは天と地の違いがある。コロナ禍という言い訳では済まない対応に、いつまでも大人になれない性分が見て取れる。世界の首脳でも教師みたいなメルケルは苦手で、ガキ同士だとウマが合うのも納得できる写真である。